「死にたい」と思ったら「助けを求めて」というけれど
わたしはよく、死にたくなる。
この"死にたくなる"は、人によって度合いも違うし、意味合いも違ったりすると思うのだが、わたしの場合は「この場所、この世の中からふっと自分の存在を消したくなる」という死にたいだ。
自分の信じてるものが周りから受け入れられなかったり、なんだか自分だけがうまく社会にフィットできてない、価値を社会に提供できてないという無価値感を感じるときに、死にたいという気持ちが頭に振ってくる。
でもちゃんと「死んじゃならん」という理性もあるから、せめて慰みになるアドバイスを求めて「消えたくなる」でググってみる。
するとまず自殺相談窓口が出てきますわな。
厚生労働省のウェブサイトとか、心理カウンセリング系のコラムとかいろいろね。
たくさん結果は出てくるんだけど、どれも大体共通してるのが「身近な人に助けを求めて」。
...
......
いやそれができたらそもそも「死にたい」なんか思わんのだが?
いやいやいやいや、わかるよ。そんなちょっとググったくらいで全部が解決するとは思ってなかったよこっちも。
でもこっちはさ、「身近な人に助けを求められない」状況だったり性格だったりするからこういう心情に陥ってるわけで。それ言っちゃったら元も子もないのよ。
「じゃあお前は何を求めてるんだよ」と言われたら答えられないけどね。はいはいごめんなさいね、私が悪うございましたよ。←
ほんとうに。何事も考え過ぎる私のような人間にとってこの世界は絶望するにあまりに容易く、簡単に生きることを諦めたくなっちまう。
きっとこれからも死にたくなる度に誰かに相談することなくネットの情報にすがりつこうとしては「アホくせぇ」と思って死ぬことも諦めてまた生きるを繰り返す人生なんだろう。
寿命が尽きて死んだ暁には、次こそは輪廻転生から逃れられることを祈るしかないな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?