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テレビからなんか良い曲が聞こえてくるなと思ったら、

puzzleでした。

筆者はSexy Zoneファンだから
んなことあるかいと思われたやもしれない。

自分でも怖かった。

「うわーなんかテレビからすごい良い曲聞こえてくるわ〜。だれが歌ってるんだろ?…Sexy Zone!?」

となってしまった。

聴いたことないわけじゃなかった。
だけど彼らの形が目まぐるしく変化していく中で、好んで何度も聴ける状態ではなかったから…、そのような反応だったのだと思う。


私が上手に聴けなかったその曲の、
メロディーラインに私の本能が反応した。

そしてその、上手に聴けなかった曲を
今日は笑顔で聴いている。

大事な曲だと思っている。

上手く書けるかわからない。
だけど私の感じた気持ちを
どうにか綴れないものか。

と思い、こうして書き始めた。


お付き合い頂ければ嬉しいけど、きっとそんな気分ではない人も沢山いるだろう。
自分のタイミングで、読み進めてみてもらえたらと思っている。


MVが公開されたから

MVが公開されたから、やっとこの曲と向き合おうと思った。

ドラマから流れてきても、
ラジオから流れてきても

自然と聞き流そうとしていた。

寂しかったのか。
歌で何を言われても、結局変わってしまうことには変わりないと思っていたのか

ただ日々に忙殺されていたのか。

わからない。理由は一つでもないだろう。

けれども、MV公開の前日にティザーが上がって、それを見た時になぜだかスッとした。

限られた時間で、
限られたコンテンツで
できる限り誠実に、何かを伝えてくれようとしてるんじゃないか。

私はそう感じた。

だから、MVが公開された時にはちゃんと向き合おうと覚悟が湧いた。

2日後、MVには優しく笑う4人がいて、それは作り物の世界、フィクションだったとしても、


…できるだけ笑顔でいる時間を多く私たちに残そうとしてるんじゃないかと私は感じ取った。

そして、歌の持つメッセージ性に改めて感動した。

共感できる歌詞

私にとってはこれが大きかったと思う。

個々を尊重し合って、だけど孤立せず共存していく。

むしろ、個々が違うからこそ
パズルのように繋がることで
豊かに幸せに広がっていく


私にはそんなメッセージに読めた。
そして私自身、そんな歌詞に大いに共感した。


今のSexy Zoneのバックグラウンドがどうかとか関係なく、美しいメロディーラインに優しい歌詞が紡がれていく。

それだけでまず魅力的で、

ただ、それだけにとどまらずこの魅力的なメッセージをさらに魅力的にしたのはSexy Zoneの存在だった

Sexy Zoneの歌

このpuzzle、変な話だれが歌っても"いい曲"
だったと思う。

けれども、今のSexy Zoneが歌うことでさらに魅力が強まったように思っている。

個を大切にする
個を共有する
個と共存する


それはSexy Zoneが12年間守ってきたものだと思う。

…そう思うしかなかった部分も大いにあると思う。

Sexy Zoneは一つのグループ、まだまだ若いグループが乗り越えるには過酷すぎる道のりをなんとか5人で走ってきた。

突然の編成変更
度重なるメンバーの休止
メンバーの卒業

12年間、5人揃っていた期間と、そうでない期間はちょうど半々くらい

そんなグループ他にはない
何度も心が折れそうになっただろう。


だから、お互いを尊重して、できるだけ前向きに支え合うことは、彼らが自分自身を守るためにもそう言い聞かせていなければいけなかったのかもしれないと。私は今考えている。

でも、だからこそ個性豊かに花開き想像もしない世界や魅力を沢山見せてくれている。私には夢を具現化したような人たちで、それは形が変わろうとしている今も変わらない。

そしてまた1人メンバーを送り出す。
大切な名前とも別れを告げる。

その全てを受け入れできるだけ前向きに、歩んでいこうとしている彼らだからこそ、この歌詞の持つメッセージはより強くなる。

だからこれはSexy Zoneの曲、

4人の曲なのか、もう4人ですら歌われない曲、つまり3人の曲なのか、5人の曲なのかとかそんな解釈の次元でなく

"Sexy Zoneの曲"だと思った。

Sexy Zoneとして生きてきた時間の曲
Sexy Zoneとして生きた証の曲

これから先、ずっと大切な曲。

私はそう思っている。

あなたの曲

さらにこの曲のすごいところは、やはり前述した"共感できる歌詞"というところとも重なるが

一人一人に寄り添う曲
だれも置いて行かない曲

になっていることが
本当にすごいと思う。

恋愛ドラマの主題歌だから、
ラブソングのようにも聞こえるけれど

"君"は誰でも良い

誰かにとっては大切な人かもしれない
Sexy Zoneにとっては、
メンバーとも取れるし、ファンとも取れる
大きく見た時に、君=自分でもいい

パズルのピースは個々それぞれでもあり、そして私たちを取り巻く世界そのものも日々それぞれのピースを組み合わせるように、人によって違う。

そうやって、自分のパズルを作っていく。

…もう人生の歌だ。

だとしたら老若男女だれが聴いても良い。


Sexy Zoneの曲といえば

応援歌とか

トンチキソングとか

最近だとダンスナンバーを思い浮かべる人もいると思う。


だけど、私は彼らが本当に強い曲、実力を発揮する曲は人の心に寄り添う曲だと思ってる。

ぎゅっと

Honey Honey

MELODY

聴いてると、本当に優しい気持ちになれるし、気持ちが楽になる。

不思議なほどに。

彼らの綺麗な歌声がそうさせるのか、内面の優しさが滲み出ているのか、そのどちらもなのか、

本当に、彼らの優しい声に何度も何度も救われてきた。

だからそんな、誰の心にでも寄り添う優しい曲がSexy Zoneを締める最後の曲となったのは嬉しかった。

洒落た曲が、ダンスが映える速い曲がもてはやされるこの時代に、美しい言葉を美しいメロディーで紡ぎ、優しく寄り添ってくれるそんな心を忘れないでいてくれたことが嬉しかった。

私はこれから先、何度もこの曲に救われるんだと思う。


puzzle

さて、そろそろ締めの挨拶としたいところ。


私は私の伝えたい気持ちを上手く言葉にできたのか…、今回に関しては難しく思っていることも多いし、みんなの複雑な気持ちを思うと書いたことが正解なのかもいまだに悩ましく思っている。

だけども私は、この曲から彼らがなんとか前向きにSexy Zoneから卒業しようとしていることを感じ取ったし、

できればその歴史をSexy Loversと共に結びたいと思っていることを感じ取ったから、

私は彼らのその気持ちに応えたいと思ってる。

陰謀論とかタラレバ話とか、すればキリがない上に、誰も幸せにならない。そして"本当のこと"なんて私たちは一生知ることはない。

少なくとも、5年10年と過ぎてやっと"実はあの時"となるかならないかそんな話がきっと沢山ある。それは今に限らずずっとそうだったろう。


だから、私はそんな話に惑わされることなく


ただ、共に生きたい。

彼らが
生きているから"選択"したこと
生きていくために"選択"すること
選んだ未来で"選択"していくこと

見届けたい。


…それしか出来ない。


だけど、同じ時代に「寂しい」でも「納得いかない」でも、「思い描いていた未来と違う」でもなんでも良い、少しでも彼らと同じ気持ちを持って生きている、生き続けていくことができていることを私は幸せに思っている。

だってそれが同じ世界を生きていて、繋がっているということだと思うから。

Sexy Zoneと、私のピースが少なからず繋がっているということだと思っているから。

この先も何が起こるかわからない。
もっと悲しく残酷なことも起こるかもしれない。

はたまた、だれもが羨むような奇跡が起こるかもしれない。

平穏な日々がただ続いていくだけかもしれない。

そんな全てのピースを繋ぎ合わせて、これからも私のpuzzleを広げていこうと思う。

Sexy Zoneと共に。



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