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ピット / Pit

デザイナー:Edgar Cayce, Harry Gavitt, George S. Parker
アートワーク:Randy Asher, Paul Couture, Olivier Fagnère, Andrea Trewhela
出版社:HasbroWinning Moves Games, Arclight
プレイ時間:30~90分
プレイ人数:3~8人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

他のプレイヤーと手札を交換しながら、手札を全て同じカードにする事を目指すゲームです。全てがリアルタイムで進行していきます。

ゲームを始める前に、カードを用意します。カードはいくつかのスートに分かれていて、各スート9枚ずつ。準備するのはプレイ人数分のスートです。他のカードは使いません。

こんな感じで全ての手札を同じにするのが目的。

ゲームは複数のラウンドで構成され、規定の点数を越えたプレイヤーが現れたらゲーム終了となります。各ラウンドでは、最初に用意したカードをシャッフルして各プレイヤーに9枚ずつ配ります

あと3枚は誰が持ってたのか問題。

配り終えたら、「ヨーイ、スタート!」で交換を開始します。特に手番はなく、いつでも誰とでもカードの交換が可能です。

ただし、交換する時のルールがあります。交換する時は必ず枚数を宣言します。「1枚!1枚!!」とか「3枚!!」とかそんな感じ。そして、必ず同じ枚数で交換します。3枚なら3枚同士で交換と言うことですね。こっちが1枚で相手が2枚とかはダメ。

リアルタイムで行われる仁義なき戦い。ベルを鳴らすのが最高に気持ちいい。

また、複数枚交換したい時は提示するのは全て同じカードでないといけません。例えば、2枚交換なら、その2枚は同じカードでないといけないと言うことです。

これを繰り返して、手札が全て同じスートになったら、すぐにテーブルのベルを鳴らします。ベルが鳴らされたらラウンド終了です。ベルを鳴らしたプレイヤーはカードに書かれた得点を獲得します。

■遊んだ感想

もはやこれはスポーツ。

ゲーム終了条件が、あらかじめ決められた得点をプレイヤーが越えた場合なのですが、そこまでとても続けられません。ゲーム中は枚数を叫びながら交換を繰り返すわけですが、これが思いの外疲れます。3ゲームもやれば、肩で息をするような状態。

また、声は大きくなりがちです。迷惑がかかりそうな場合は、声を出さないで指で枚数を指定するような遊び方もあります。それでも、思わず声が出てしまいますが…

リアルタイムで交換し続けるのでワチャワチャした感じが強いですが、徐々に「あの人と交換しても◯◯のカードが来るだけなのでは?」とか「あれ?このスートのカード、ずっと回ってくるけど、もしかして誰も集めてないのでは?」と言った具合に回りの状況が見えてくるのがポイントになっていて、単純にワチャワチャしてるだけじゃない感じがあります。

周りからはなんかよく分からんけど、めちゃくちゃ盛り上がってるように見えるのもポイントです。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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