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ダンジョンデコレーターズ / Dungeon Decorators

デザイナー:Jeff LaFlam
アートワーク:T.L. Simons
出版社:SlugFest Games
プレイ時間:40~80分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

ダンジョンを作りながら、通路や部屋を装飾していくゲームです。キングドミノ形式でタイルを選択して、パターンマッチングをしていく感じ。

ゲームはラウンド制です。タイルの袋から終了を示すカードが3枚取り出されたら、そのラウンドでゲーム終了となります。

プレイヤーには最初に目標カードが配られます。目標は2種類あり、1つは部屋と通路の形。もう1つは部屋や通路の装飾です。

目標カード。白はダンジョンの形、黒は部屋や通路の装飾に関するもの。達成すると星に書かれた点数が入る。

ラウンドが開始されると、まずはタイルがプレイヤー人数分ディスプレイに並びます。並べる時は、タイルに書かれた数字の小さい順にします。数字が大きいほど有能なタイルと言う事になります。

タイルを取ったら、その場所にボーンを置いておく。手番は前回数字の小さいタイルを取った順。

獲得の順番は前のラウンドで数字の低いタイルを取った順になります。すなわち、使い道の少ないタイルを取って次の選択肢を増やすか、使えるタイルを取って、次は余り物で我慢するかを毎回選ぶようなイメージです。

ちなみに、ボードの中央には場のタイルを選ばずに袋からタイルをガチャ引きするエリアもあります。ここを選ぶと目標カードのルーティングもできます。

取ったタイルは個人ボードの保管エリアに置いておくか、手元で繋いでダンジョンを拡げます。タイルは両面で片面は通路や部屋になっていて、もう片面は装飾アイコンが描かれています。

引いたタイルは個人ボードに一時保管するかダンジョンに配置するかどちらか。

ダンジョン面を使って、ダンジョンを拡げるときは全ての通路がスタートタイルから辿れるように置かれていないといけません。装飾面は通路や部屋の壁に接している必要があります。ダンジョンの壁を装飾しているイメージですね。

その後、手札の目標カードを達成していれば、それを公開して得点と新たな目標カードを獲得します。

ダンジョンを指定された形で作ったので得点を獲得。通路に書かれた数字は装飾の数。

ちなみにタイルの中には特殊効果があるものがあり、一時的に任意の装飾として扱えるミミックや山から追加でタイルを引いて、その中からタイルを選んで良くなったり、追加のダンジョンタイルを貰えたりします。

通路は1タイルではなく部屋以外の全部。この目標は本の装飾が足りないので、ミミックを使って達成。

これを繰り返していき、ゲームが終了したら、ダンジョン内の星による得点と、準備段階で公開される共通目標による得点を追加します。得点の一番高いプレイヤーの勝ち。

今回の共通目標(ボスモンスター)。ゲーム終了時に得点計算する。

■遊んだ感想

自由度が高いキングドミノ系のタイル配置。中間目標をクリアし続ける楽しさ。

タイル配置でダンジョンを作り上げるゲームなのですが、タイル配置に関しては自由度が高く、比較的好きにダンジョンを広げることができます。単純にダンジョンを作るのって楽しいですよね。

目標には色指定もあるため、色付きタイルを獲得するのも大事だし、争奪戦になりがち。

自由度が高い反面、目標カードを数多くこなしていく必要性があるため、その都度その都度で最適なタイルを獲得できるかが鍵になってきます。

装飾に関しては壁に沿って記号が隣接するだけなので、装飾してる感はありません。どちらかと言うと昔のRPGのマッピングみたいな雰囲気です。

ルールは簡単でパズル感があまり強くないので、サクサク遊べて良いのではないかと思います。


ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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