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デュプリク / Duplik

デザイナー:William Jacobson, Amanda Kohout
アートワーク:William Jacobson, Amanda Kohout
出版社:Braincog, Inc.Hobby Japan
プレイ時間:45分
プレイ人数:3~10人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

親から指示された通りの絵を描くお絵描きゲームです。ただし、絵の採点ポイントは親も分からない。

ゲームはプレイ人数分のラウンドだけ行い、各ラウンドでは1人が親となります。

親となったプレイヤーは山からイラストを1枚取ります。この時、他のプレイヤーにイラストが見えてはダメ。イラストの右側には赤いごちゃごちゃした物が描かれています。こっちには、絵の採点ポイントが書かれていますが、赤い下敷きを間に挟まないとポイントが浮かび上がらない英語の単語帳みたいな仕様

他のプレイヤーは紙と鉛筆を持ってスタンバイ。砂時計をひっくり返してラウンドを開始します。ラウンドが始まったら親プレイヤーはひたすら絵の特徴を伝えます

左側のイラストの特徴をひたすら伝える。右半分は描くと得点になる採点ポイント。

「真ん中から上くらいにタケコプターの付いた帽子があって…帽子のつばは左を向いてる!」とかそんな感じ。

イラストを見れるのは親だけなので、他のプレイヤーは親から伝えられた情報を元にしてイラストを描いていきます。砂時計が落ちきったら終了です。

終わったら得点になる採点ポイントを発表していきます。採点ポイントとは、プレイヤーの描いたイラストの中にそれが描かれているかどうかです。描かれていれば得点になります。親は各ポイントについて1人でも描いているプレイヤーがいれば得点です。

描いてる途中で「受話器から麺が出てる!」と言われて思考が停止。お前は何を言っているんだ。

ポイントは例えば『サングラスの中に葉っぱ4枚のヤシの木が描かれている』とか『帽子よりも口の方が大きい』とか結構細かい所をついてきます。

全員、親を1回ずつ行ったらゲーム終了で、最も得点を稼いだプレイヤーの勝ち。

■遊んだ感想

細かすぎる特徴をどこまで伝えられるかがカギのお絵かきゲーム。

お題となっているイラストそのものを描かなくても採点ポイントさえ合っていれば得点になるので、意外と何とかなるのが面白いゲームです。

ただ、言語で伝えられた情報を元にしてイラストを描いていかないといけないので、絵心はある程度必要なイメージです。

サザエさんのような髪型の女性の足元に毛糸の入った…と言われて描いたイラスト。

また、親もなかなか大変で細かなところまで良く観察して、少しでも多くの特徴を伝えないといけません。はじめは良いのですが、一度詰まってしまうとそこから次の特徴を見つけるのが苦しくなったりします。

上手く説明できなくても怒られないメンバーで遊ぶと良いかもしれません。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆


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