考古学カードゲーム / Archaeology: The New Expedition
■ゲーム内容
エジプトの遺跡で古代の財宝を発掘して、博物館に売り飛ばすセットコレクションのカードゲームです。
ゲームの目的はお金を稼ぐこと。ゲーム終了時に最もお金を稼いだプレイヤーの勝利となります。カードはいくつかのスートに分かれていて、各スートは財宝の種類を示しています。スート毎のカード枚数は異なっており、価値の高い財宝ほど全体の枚数が少なくなっています。
ゲームは最初に遺跡を選択します。ピラミッドやスフィンクス、神殿とか色々。選んだら、指定された枚数の財宝カードをセットしておきます。財宝カードの中身は非公開。
その後、市場に規定の枚数財宝カードを公開して、各プレイヤーには初期手札を配ります。配り終えたら、残りのカードに盗賊と砂嵐カードを追加して山にしておきます。あとは各プレイヤーに1枚ずつテントカードを配って準備完了。
ゲームはスタートプレイヤーから順番に時計回りで手番を行います。手番が来たら最初に山からカードを1枚引きます。引いたカードが財宝や地図なら手札に加え、砂嵐や盗賊なら効果を解決します。
砂嵐を引いた場合は、手札の半分を捨てて市場に追加します。そして、その後でワンドロー。テントがあれば、使用することで1回だけ砂嵐の効果を打ち消す事ができます。
盗賊を引いたら、プレイヤー1人を選んで手札からランダムで1枚財宝を奪います。
地図はそのまま博物館に売り払っても良いですが、使うと遺跡タイルに置かれたカードを獲得する事ができます。
地図が何枚必要か、何枚カードがもらえるかは遺跡によって異なりますが、各遺跡大体3種類くらい支払いのパターンがあります。
これが終わったら、市場とのカード交換。こちらは任意なので、やってもやらなくてもOK。市場のカードと交換する場合は財宝カードの上部に書かれた数字の合計が等しくなるように行います。
例えば、手札から3金のカードを市場に出して、代わりに1金のカード3枚を獲得するとかそんな感じ。
最後に博物館への売却。博物館に売却する場合は同じカードを複数枚同時に手元にプレイします。同時にプレイした枚数によって、ゲーム終了時に獲得できるお金が異なります。ちなみに、既に売却済のグループに後でカードを追加するのはNG。価値の低いカードほど、たくさんの枚数が必要になります。
以上で手番が終了して、次のプレイヤーに手番が移ります。これを繰り返していき、山札と手札が全て無くなったらゲーム終了です。博物館に売った金額を合計して一番多いプレイヤーの勝ち。
■遊んだ感想
市場を上手に使いながら手札を整えていき、セットを作っていく比較的シンプルなカードゲームと言った印象です。
ただそれだけではなく、バースト要素を足してアクセントを生み出しています。テントによってゲーム中に1度だけ砂嵐を回避できるので、どこで使うかが勝負の要にもなってきます。
直接的なインタラクションには盗賊がありますが、ランダムで1枚なので抑えめになっているように思います。
ルールの複雑さ :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆
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