見出し画像

自分の本質から生き、貢献していく〜誰かや何かにならなくていい〜

私は15歳で摂食障害になり30歳で寛解してからも、長い間自分の虚弱体質を嘆いていました。


体力、腕力がなく、繊細で人や物、食べ物など外部のものに影響を受けやすい。

そんな自分を嫌い、この弱さをなんとかしたい、変わりたい、と心理や真理、あらゆるヒーリングやワークなどの学びをしてきました。

変わったことももちろんありますが、本来私が持ち合わせた本質は変わらないし、変えようとしなくいい、ということも段々に感じてきました。

例えば、私はアーユルヴェーダの体質診断で、
ヴァータという風の質でした。

動きまわる、ケミカルなものに過剰反応する、集中力がない、乾燥しやすい、飽きやすいなどの特徴があります。

質を分かった上で、ではなるべく一貫性を持って落ち着いて行動できるようにしよう、などの対処はしても、私が本来持ち合わせている質そのもの否定する必要はないわけです。


そこにいいいも悪いもないし、その風らしい質こそがギフトでもありました。


また「奇跡のコース」という学びに出会い、そして今までのいろいろな学びが自分のなかで統合されるうち、私に欠けているものは、本来何も無かったんだ、と安堵する心持ちになっています。


もう私以外のものになろうと付け足したり補ったり、なんとかしようとしなくていい。

私だから観える世界があり、私が観えている世界を他人にシェアすることが人の役に立つんだ、ということも、自覚するようになりました。


それは私だから観えるという傲慢な気持ちという意味ではなく、自分ではわかっていることが、違うタイプの人には観えない世界だったりするのだという自覚を持つと、自分の蓄えてきた知識や知恵で、人に貢献できるメリットに気がつくからです。


例えば、私は真逆のタイプの、体力、腕力があり、長時間働き続けられる心身、自分に集中し、どこでも眠れるしどんな食べ物も消化できる質持つ夫と日々生活しています。


その夫から今日も朝、教えてくれてありがとう、と感謝してもらうことがありました。


そう素直に言える夫に私も感謝しますが、そういう夫には視えない視点を私が持ち合わせているのは、真逆の質を持ち、全く違う体験や経験をしてきているがゆえです。


その真逆のタイプの夫には観えない世界の話しをシェアし、その物事に対してわかりやすい解説の動画やサイトを夫に送っておくと、非常に参考になる、と最近よく言ってくれます。


そういうとき、この世界には本当にあらゆるタイプの人が共存しているからこそ成り立っていて、自分と同じようなタイプの人ばかりだったら物事は成立しないのだろうと感じます。


陰陽太極図というものがありますが、

隠と陽
光と闇
デコとボコ

のように対になるものがあるからこそ、物事がよく観えるし成り立つのだと感じます。



自分の生きる本質、目的は何であるのか。


そこさえぶれずに見失わないでいれば、私たちはどんなに他からネガティブにみえる状況に置かれている人であっても、その人は自分の質を活かして、他者に貢献して生きる喜びに満ちていられるのだと感じます。


そのことを心に刻み、自分の本質から生き、満たされる日々を送りたいです。


世界もみんなも私も癒されながら。

お読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?