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美術館紹介 No.4:宇都宮美術館

どうも!まいたくです。

今回は美術館紹介企画第4弾!ということで、、、
「宇都宮美術館」を紹介します!!


◇美術館 概要

1.基本情報

・所在地:栃木県宇都宮市
・開館:1997年
・美術館HP:

2.概要

私まいたく、平日に休みが取れたので「そうだ、旅行に行こう!」とふと思い立ち、宇都宮にやってきました!

いつものごとく、特に行先も何も考えず、単純に「餃子でも食べいこ」ということで宇都宮に来たのですが、非常に楽しい時を過ごすことが出来ました!宇都宮、本当にいいとこでした(^^)/

ただ、旅館のご飯が美味しすぎ、そして、満腹になりすぎて、結局、餃子を喰いそびれたのは、また別のお話。。('Д')

で、その楽しかった旅行の一つ「宇都宮美術館での作品鑑賞」をしてきたので、本記事で当館の概要と、注目作品なんぞをご紹介します(^^)

この「宇都宮美術館」は宇都宮市の郊外に26ヘクタールもある「うつのみや文化の森公園」の中にある美術館です。

私まいたくが訪問したのは、平日の昼間だったのですが、その公園では、子ども連れのママさんたちがおしゃべりしていたり、年配の方々がそれぞれ思い思いに過ごしたりして過ごしていました。

そういった市民の憩いの場にある美術館ですので、住民の方にもなじみがある場所ですし、常設展が、一般の方で310円と安価ということもあり、美術鑑賞に対する敷居も低く、美術的な感性を育みやすい環境だなーと思いました(^^)

遠方から来る方は、車が無いとちょっと不便かもしれませんが、本当にゆっくり過ごせる場所ですし、有名な作品も収蔵しておりますので、おススメの美術館ですよ!

あと、スタッフやボランティアの方々が非常にフレンドリーで、優しかったです(^^)

私も鑑賞時にも、ボランティアの方にお声をかけて頂き、定期的に行われている常設展の解説に参加したのですが、そこで、私の他にご参加頂いた女性の方3人で、色々お話させて頂きました。

通常は1時間程度のようなのですが、お話に花が咲いて、30分ほど延長してしまいました。ホントに楽しかったです(^^)

※ボランティアの方及び一緒にご参加されていた女性の方、本当にありがとうございました!とてもいい思い出になりました!!(^^)/

そんな、素敵で暖かい雰囲気の、宇都宮美術館の作品を数点ご紹介します!

ではいく!

◇注目作品

1.大家族 - ルネ・マグリット

まずは、ルネ・マグリットの「大家族」です。
私まいたく、この絵を観るために当館を訪問したといっても、過言ではございませんでした!(^^)

私の大好物である、マグリットの代表的な作品が日本で、しかも310円で観られるわけですからね。

これは観ないわけにはいかないっすよ!(^^)/

曇天の空と、暗い雰囲気の海を背景に、中心に大きく描かれた鳥、その内部には青い空と、白い雲が明るく描かれています。

この明暗の対比と、あと個人的には「イラスト的に描かれた」鳥と「典型的な絵画として描かれた」背景の対比が面白いなと。

なんとなく、中心の鳥が立体的に見え、その効果で実際に生命を帯びているように感じました。
なんか、枠の外に飛び出してしまうような生命感に溢れている絵だな、と思いましたね。

これは、実際観ないと気付かなかったかもしれないです(^^)
とても素晴らしい作品でした!

で、この作品、なんで「大家族」なのか?って言うとですね、、、


、、、私にもとんとわかりません・・('Д')

まあ、マグリットさんは基本的にタイトルと絵画の内容がリンクしていないことが多いので、私は単純にそう捉えていました。

ただ、ボランティアの方は、この絵に対して壮大な解釈をお持ちで、そのことが、タイトルの「大家族」に繋がっているように感じておられてました。

他の方のご意見を、間違った解釈で捉えたくないので、詳細は触れませんが、そういった、他の方、特に地元でよくご覧になられている方、の解釈が聴けて、本当に楽しかったです(^^)

なお、マグリットの作品としては、他には「夢」という作品も展示されていますが、そちらも素晴らしかったです。

ただ、本記事では触れませんので、ご興味があれば、直接ご覧いただければと思います(^^)

2.ビゴーコレクション - ジョルジュ・ビゴー

本館にはジョルジュ・ビゴーの作品が多数収蔵されています。

、、、といっても、私もこのビゴーさんのことをよく知らなかったのですが、↓の風刺画を描いた方ということで、一気に親近感がわきました(^^)
※なお、この風刺画は本館の収蔵品でありません。

歴史の教科書によく出てくるヤツですね(^^)

ということで、このビゴーさんの作品を2点ほど、、

・成田路 田園の散歩

こちら、私が千葉県民ということで、それにちなんでか、3人でお話した作品です。

これ、結構面白いんですよ(^^)

真ん中の男女と、周囲の方の服装が明らかに違うので、恐らく真ん中の人は成田山詣での観光客なのかな、と思うのですが、左側に警察官がいるんですよね(^^;)

どうして警察官が職質してるんだ?ということで、もしかしたら、真ん中の男女は連れ合いじゃなくて、女性が男性を客引きしてるんじゃないか??

といった、想像というか妄想が膨らんで、3人であれこれ話していました。

とても面白かった(*^^*)

・臨終

こちらも、興味深い作品でした。
1885年頃の作品とのことですが、当時の葬式の様子がよくわかる絵だったかなと。

枕が非常に高かったり、頭に三角の布をかぶせたり・・

こういった昔の日本の様子を、フランスの方から教わるというのも面白いですね(^^)

3.国史跡下野薬師寺因図 - 薄久保 友司

※こちらは、実際の作品の画像が無いため、下野薬師寺跡の一部の画像を貼り付けます。

こちら、薄久保 友司さんの「国史跡下野薬師寺因図」の紹介です。

作品の画像が無くて申し訳ないのですが、こちらも非常に目を引いた作品でした。

※以下、私まいたくの説明で想像してみて下さい(無茶ブリ(^^;))

絵としては二面に分割されていて、それぞれ上記の画像のような建物などが油絵で描かれています。
ただ、油絵で描かれているにも関わらず、線が細く、ゴテゴテしてない感じで、さも水彩画のように描かれているのが印象でした。

非常に繊細な絵でした。

ただね、背景が真っ黒なんですよ。この絵。

それにより暗い背景の中から、ぼぉっと建物が浮かび上がっているように見えて、神秘性がより高まって見えました。

結構大きい絵ですし、すっごい印象的な作品ですので、実際にご覧いただきたいな、と、私まいたく、強く思います!(^^)/

◇おわりに

ということで今回は「宇都宮美術館」をご紹介させて頂きました(^^)

先述したように、マグリットの「大家族」目当てに訪問したのですが、、
、、いやいや、それだけでは全くありませんでした。

ご紹介した作品以外にも、、、
・マルク・シャガールの挿絵集
・アンリ・マティスの詩集
・山田武志 - 茶臼岳
・松本哲男 - 氷瀑
・曽我芳子 - 廃石坑
、、などが私が気になった作品でしたね。

ちなみに、今回私が訪れた常設展は「令和6年度 第1回 コレクション展」で、7/7(日)まで開催されます。

ただ、このコレクション展、第4回まであるようで、全ての展示品を鑑賞するためには、あと3回観る必要があるんですよ。

いやぁ、、ニクいねー、宇都宮美術館!!

今回のコレクション展、とても良かったので、また行かないとじゃないですかー!!(ちょっと行けるか、鋭意、検討中・・)

シャガールの他の作品とか、パウル・クレーとかカンディンスキー、マティス、ミュシャ、なんかもあるみたいなんですよね
常設展以外にも、企画展もあるしさ(^^)

そんな、やり手で、商売上手の宇都宮美術館に、ぜひ一度行ってみてはいかがですか?(^^)/

ということで、またお会いしましょー!!


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