『水星の魔女』を激推しするLINEログ
『水星の魔女』は久々に「しあわせなTVアニメリアタイ鑑賞体験」をすることができた作品でした。イマイチだったという声もちらほら聴くのですが、私にとっては初めて触れるガンダム作品（※）として、また『コードギアス』の大河内一楼さんの脚本作品として、心から楽しませてもらいました。
鑑賞当時あまりに興奮して「これは絶対リアタイ視聴した方がいいやつ！」と、はためいわくな激推し長文LINEを友人に送りつけていたので、せっかくなのでそれをインターネットの海にも放流しておこうかと思った次第です。
（※）中学生のときに『SEED』だったので、それ以降の作品にはなんとなくは触れているのですが、ちゃんと全話しっかりガッツリ見切ったガンダム作品は今回が初めてでした。初めて見たロボット物もギアスだったので、大河内さんにはいつも新たなドアを開いてもらっている。
2023年6月4日（日）20:22
ガンダム水星の魔女おもろいわー！！脚本がコードギアスやプラネテスの大河内一楼さんって人なんだけど、個人的にアニメ脚本家のなかでもトップクラスのシリーズ構成力を持った人だと思ってて、やはりこの作品でもその手腕が遺憾なく発揮されてて最新話大興奮しちゃった。ネットでも「ここまで脚本の破綻が一切なくプロモーションの時点から相当綿密にシナリオ練り上げられてたんだと思う」という声が上がってる。
最近のアニメはわかりやすさ最優先で説明しすぎの傾向があるけど、この作品はその真逆を行ってて、何となくの流し見や倍速再生だと絶対に意味不明なんだけど、ちゃんと見ることでめちゃめちゃおもしろいという玄人向けの作品に仕上がってる。
あと6話で最終回だと思う。TVアニメの醍醐味はリアタイ視聴だと思ってる歴年のアニヲタ的には、今から一気見して追いついてビッグウェーブに乗ることをお勧めするー！
補助線としてとても優秀な解説動画↓
https://m.youtube.com/watch?v=umyfuvqELJY
第20話「望みの果て」が放映されたあとに送信しているもの。大河内一楼さんがシリーズ構成力（作品構成力）すごいんだろうなと思ったキッカケは、映画『アイの歌声を聴かせて』です。
この世にはスクリプトドクターという役割があるそうなのですが、まさにその立ち位置から手腕を発揮されたんだなということが、パンプレットのインタビューから伝わってきたのです。
2023年6月5日（月）20:00
リアタイは、その放映時間に見るって意味も勿論あるけど、1週間に1話ずつちゃんと追いついて見ていくって意味もあって、特にガンダムは原作漫画がないからほんとに来週の展開がみんなわからないから、毎週毎週わああああああここから来週どうなるのおおおおってなる感覚をぜひ味わってみてほしい…。
人生に一度は大河内一楼作品に毎週喘ぐ体験をしとくべきだし、今を逃すと水星の魔女をリアルタイムに毎週追いかけられるという幸せは永遠に失われてしまうので…ぜひ…(若干コードギアスの思い出フィルターかかってるけど、作品的な質の高さは間違いないから、作品づくりの勉強にもなるんじゃないかなと)
もしまわりにアニメ好きの人いたら、アラフォーのオタクが熱烈に水星の魔女リアタイしろと熱弁してたって伝えといて……これ絶対後から見たら「なんでリアタイしてなかったんだ！毎週追いかけてた人が羨ましい！」ってなるやつだから…オタクの押し付け老婆心…
「人生に一度は大河内一楼作品に毎週喘ぐ体験をしとくべき」とかオタクの勝手な言い分すぎてごめんなさいなんですが、映画もそうなんだけど、期間限定でしか得られないものっていうのがどうしてもあるので、どうしても語気が荒くなってしまうのであった……。
自分のこの好きの押し付けは傍迷惑だと人生をかけて学んできたのでよっぽどのことがないとこういった圧をかけることはないんだけど、制限解除してでも伝えなきゃ…！と思わされたのが『水星の魔女』だったのです。
しかし今年は、水星の魔女、セラムンコスモス＆スターズ、らんまん、マイゴジ、と人に薦めたい良作が立て続けにおしよせてきたので、「よっぽどのこと」が乱発されてしまってるの……信じてくれ……。
2023年6月17日（土）22;50
水星の魔女、12話(シーズン1最終話)はCパートまであるから、配信で見てる場合エンディングで次話に飛ばしちゃダメっていうのが要注意だね!!
あー、アニメ研究家の氷川さんがめちゃめちゃ良い解析してるよい記事ー!!!ギアス→まどマギ→水星の魔女の系譜めっちゃわかる……!!!!『サンライズは頭のネジ外れた学園ものが得意』っていうのもなるほどなー!!!!流石の考察ー!!!!と膝を打っちゃった。ここで出てる『舞HiME』ってアニメの音楽は梶浦さんだよー
ていうかちゃんと確認したら2話からCパートあったわw 私みたいに飛ばしちゃって知らないひと多そう…気をつけて…
あと7/1,2にAbemaで一挙放送もあるみたい
https://dengekionline.com/articles/190139/
最近の配信サイトだとエンディングが自動で飛ばされちゃうことがあって助かるときもありますけど困ることも多々ありますよね…。しかしこうやって振り返ると、ありとあらゆる情報を送り付け魔ですねえ。
2023年6月24日(土) 12:41
この2分の公式動画が恐ろしいほどのわかりやすさだったw
もう、こないだ伝えた解説動画＋この動画でざっくり状況把握して明後日の回から見始めるのも全然アリだし充分楽しめると思った
ざっくり解説Extraは本当に公式GJでしたよね。わかりやすすぎた。もしかしたらわかってるようで実はわかってなかったかもしれないところがサクッとシンプルにまとめられてて、最終局面に向けた脳みそがいい感じにセットアップされましたよねー。
同日 12:51
『怪物』の脚本の人がパンフレットのインタビューで、「普段TVドラマの脚本を書く時は、1週間の時間を置くところも含めて鑑賞体験で…」って話をしてて、水星の魔女もまさにこれなんだよね。たぶんあとで一気見するのと1週間ごとに追うのではまったく違う物語体験になる。…なんてのはどの作品もそうだとは思うけど、水星の魔女はそのことをかなり意識的に織り込んでシナリオが構成されてるのよ。それは今の時代とても贅沢なことで、ガンダムという作品だからこそそういう哲学で制作することが許された＝こんな作品作りたくても作れない＝こんな作品が世に出ることはなかなかない、のが今の時代だと思ってるので…
マジウザいオタクでほんと申し訳ないけど、ぜひとも見てほしい気持ちがあるので引き続き言い続けるかもしれん…
とうとう全然関係ない作品のパンフレットの話まで引用して語り続けるオタク。『怪物』もよかったですよね、ズシンと胃にきましたが……
同日 18:20
一話視聴ありがとう！！
インスタント最新話マジおすすめ！ 物語見慣れていれば、細かなとこは補完して充分楽しめると思う。
最新話～最終話まで見終わってから、時系列遡って1話から見るのも面白いかもしれない。ちょっとちがうけど、魔性の子→十二国記みたいな「なるほどこういうことかー」的な。ヴァイオレットエヴァーガーデン映画見てからTVシリーズに戻るのの方が近いか。
むしろそっちのがわかりやすく楽しく見れるまであるかも。
見てくださったもよう（笑）実は私自身が、わりとさかのぼり視聴をしたクチだったので。それもおもしろいとおもうんだよね。最終話近くのグエルを先に見てから、１話にもどったら「一体途中になにがあった！？」って、その間を埋める作業めちゃめちゃおもろい気がする。
とりあえずやりとりとしてはここまで。最終話の直後に、YOUTUBEライブがあって、それにコメント参加もしてました。（アーカイブは残ってないぽい。残念。）この配信も色々と感慨深かった……そうだよねえ、主人公のプレッシャー、相当だったよねえ……と。
水星の魔女は、ラジオもよかったんですよね。市ノ瀬さんの素直なお人柄が伝わってくる感じとか、Lynnさんのごくごく世間一般的感性で率直な感想をのべる感じとか。悠木碧さんのめちゃくちゃオタッキーな感じとかも。
2023年7月13日(木) 12:24
アニメ評論家さんの水星の魔女読み解きさすがだった
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