Gamesparkがゲームサイトじゃなくなった

つい先日E3で似たような愚痴を書いたのに、更にそれの劣化版が早々に起きてしまいました。

プレステでおなじみSONY系列のソニー・ミュージックと資本提携の株式会社イードが運営してるゲーム情報サイト「Game*spark」が突然政治活動ブログに変貌しました。

なぜ劣化かと言うとポリコネ感情を利用した政治活動ですら無くド直球でオリンピックなんか見るのは許せん野党に投票しろ!!!という記事を編集依頼の元その手のフリーライターに書いてもらったと普通に発表したのです。またも憶測とかじゃなく炎上した本人らが素で言ってる絶望パターンです。


いや…そんなことあります?主義主張があってもせめて普通うまく隠しつつ誘導したがったり、効果が見込める相応しい場所でやるじゃないですか。

なんと記事の内容は開会式見てないけど○○さんは差別主義!感染拡大!オリンピック反対!衆院選宜しく!って話だったんですよ。ゲームサイトで。こんなことあります?

ゲーム情報サイトでやるのに意義がある!!!一石投じたんだ!!!っていうノリでSNSでも政治活動家が記事を持ち上げようと頑張ってるんですが、多分普通の人は”オリンピックを観る=体制派=秋の衆院選の投票先が五輪視聴の有無で変わる!!”なんて狂気の連想しないのでそもそもあの記事何言ってんのか意味分からんと思うんですよ。文章自体びっくりするほど稚拙で理解しづらいし。


というか中間層を感情とかで誘導して票を集めるのが政治の戦いであって、ゲーマーという広く中間層も含むであろう多数層にこれから一生蜥蜴の如く嫌われるのは分かりきってるのに我慢できずやっちゃったのは誰がどう見ても失敗じゃないですか。

もちろん最初からそういう思想を持ってる人だけは褒めてくれるでしょうがそういう人は最初から投票先同じなので中間層では無く意味ないですし、一石投じたって言葉は普通の人達に石を投げつけまくって嫌われて、それを味方と一緒に嘲笑うって意味じゃないと思うんですよね。というかそれは狂人です。


自分も前回の記事で非常にオリンピックに嫌悪感を示してるわけですが、それでもゲームを主義主張の為に雑に悪用したGamesparkと株式会社イードは恐らくもう許すことは無いので逆転しちゃってて普通に失敗なんでしょうし、まだE3のポリコネもどきの方がマシだったと思う日が割とすぐ来たことに非常に落胆しています。

というか、頼むから上手くやって欲しい。人混みで突然大騒ぎする系の活動をしちゃうのはまず大人としての資格から疑うし、実際の所ポリコネや政治を悪用して騒いで祭り気分に浸りたいだけの邪魔者じゃないですか。

真面目にそういう活動やってる人らにはむしろ邪魔だろうし、突然騒がれる方も迷惑だし、存在価値がどこにも無いです。

せめて、こういう浅はかに暴れちゃう人を利用して広い界隈に嫌わせて逆側に票を集めるみたいな作戦だったらまだ気持ちが救われるかも知れない…。

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