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南相馬からの手紙-会いたい人たちに伝えたいこと-「ドイツ出身の彼は私より日本に詳しい?!日本文化が大好きな君へ」|#よりみち奮闘記

南相馬と横浜で2拠点生活をしているMYSH合同会社の和泉 華子(いずみ はなこ)です!

転職して南相馬にやってくる事になった経緯はこちら↓

前回の自己紹介では、私が歩んできた道をざっと書かせていただきました。

今回はその時に出会った人たちとの思い出とともに、南相馬との共通点やおすすめしたい事をお届けしたいと想い、4通の手紙を書きました。

1通目はこちら↓

2通目はこちら↓

今回は3通目となります。

ドイツ出身の彼は私より日本に詳しい?!日本文化が大好きな君へ

ヘニング!
ドイツに帰って一年経ってしまったね。元気にしていますか?

初めて会ったのはいつだったろう。
思い出せないくらいいつも自然に友達の輪の中にいた君が、すぐに会えない距離に行ってしまってとても寂しいよ。

私もヘニングも母国語しかまともに話せないから、
2人で話す時は拙い英語と、Google翻訳で必死にコミュニケーションを取っていたよねw

途中どうしても伝わらない時に、私は「乾杯!」と言って笑い、君は一人旅をして撮ってきた写真を色々見せてくれたっけ。
日本人の私でも行った事もない秘境みたいなところや、地方のあちこちを旅して、素敵なところを見つけては教えてくれたね。

メガネから目が飛び出るんじゃないかと思うくらい、興奮しながら地方の素晴らしさを語ってくれたのを覚えています。
ごめんね。当時言葉は全然伝わっていませんでした。。

でも!君の嬉しそうな顔を見て、素晴らしいところなんだなって事はちゃんと伝わっていたよ。
「私も行ってみたい!」って何度も思ったのは覚えていますw

ヘニングとの思い出①:職場の人たちを紹介してもらった誕生日会。言葉が通じないから何度も乾杯して笑いあった夜。


ヘニングとの思い出②:送別会では、大きなうちわにみんなのチェキとメッセージを貼ったね。

君の知らないまちを今度は私が教えたい

南相馬に来て、見せたい場所・食べさせたいもの・体験してもらいたい事をいっぱい見つけたよ!
野馬追っていう馬のお祭りはそこにかける人の想いや、馬の迫力を近くで是非見て欲しい。

他にも原町には「田舎食堂」っていう普通の古い民家が食堂になっている場所があるんだよ。
地元のおばあちゃんがいっぱい集まっていてすごく楽しそうなんだ。

小高の駅舎もヘニング好きそうだなぁ。っていつも思う。
掃除を手伝った時に古ーい切符を見つけたんだけど、どこかからまた出てくるかも。。
歴史の詰まった駅舎です!

鹿島にあるすずき食堂のカレーラーメンも食べてもらいたい!
素敵な家族が切り盛りしている名物食堂だよ。絶対に行こうね。


まだまだ紹介したい事がいっぱい。。写真撮り溜めて待っているから、
日本に戻って来たときは、南相馬に会いにきてね!約束です。


お読みいただきありがとうございました😊

次は

「福岡に帰った同志よ、今も戦っていますか?静かなパパ戦士のあなたへ」

福岡に帰った同志へ送る手紙をお届けします✉️
いよいよ次回がラストになります!



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