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#3『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』


本日もご覧いただきありがとうございます!こんにちわ、荒牧です。

少女東京奇襲の #try_of_girl
#土曜は映画の日  です!

企画についてはこちら

この企画、自分の言葉に責任を持たないといけないのでドキドキしますが、だからこそ自分の言葉や脳みそを考えるようになって、楽しいなと思います。

でも生配信で話すのはまだまだ下手くそだなぁと。反省。いつも聞いてくれるみなさんに感謝しかない🙇‍♀️2ヶ月で成長していきたいと思ってますので是非ライブ配信にもお越し下さい🙇‍♀️☺️

そういえば、前回の『スウィング・キッズ』評Twitterで沢山いいねをいただいて嬉しかったです!やはり反応をいただけるのは励みだなと思いました!(でも誤字脱字多いから訂正します🙇‍♀️)
また次も覗きたいと思っていただけるよう頑張ります!

今日も長いので(笑)編集して文字起こししています!

ではいってみよう!

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2020年6月26日金曜日
ライブ配信アプリPocochaから配信
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』について
2分35秒から企画説明
3分20秒から映画について
ポコチャ内アーカイブはこちら

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映画館再開し始めましたね!

観てきました!先週やった『スウィング・キッズ』という映画、コロナの影響で映画館が閉まっちゃったじゃないですか、私が閉まる前に最後に観たの『スウィング』で、再開されて最初に観たのが今週やる『ストーリー・オブ・マイライフ』になります。私の映画館ライフの節目の2作をこの企画でやれて良かったな嬉しいなと思うんですが。元々ね私の観に行っている映画館、ものすごい広さで元々そんなに人が入らないような映画館なんだけど、まぁ人がいなくて。今どこでも席を半分に間引いて販売してるのもありますけど、平日の10時だったのもありますけど!…3人しかいなかった(泣)切ないね、

リスナー[3人か]

うん、切ないね3人でした…

リスナー[3蜜じゃないね]

ほんと、3蜜じゃないね(笑)映画の予告と一緒に感染対策に関するお知らせや、空調・換気システムの説明も流れてました。広ーい所のど真ん中で1人で観てすごい経験でした。


ルイザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」を実写化したドラマ。南北戦争下の4人姉妹の物語を、作家を夢見る次女の視点で描く。監督は『レディ・バード』などのグレタ・ガーウィグさん。出演は『レディ・バード』でガーウィグ監督と組んだシアーシャ・ローナンさんやティモシー・シャラメさん、『ミッドサマー』などのフローレンス・ピューさんのほか、エマ・ワトソンさん、メリル・ストリープさんらが出演する。まぁ豪華ですね。

リスナー[シャラメえええ😍]

シャラメね、みんな大好きティモシー・シャラメね、もうすごかった、美しかったです。今ノリノリの人達、旬の人達をキャスティングしましたっていうメンツですけど。このレビューで’役者の視点‘’お芝居の視点‘っていうのを自分の個性にしようと思ってるので今イケイケ(死語)な人達のお芝居を観てこようと思ってこの映画にしましたが。


あらすじ

しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、アクティブな次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、ピアニストの三女ベス(エリザ・スカンレン)、人懐っこくて頑固な四女エイミー(フローレンス・ピュー)、愛情に満ちた母親(ローラ・ダーン)らマーチ一家の中で、ジョーは女性というだけで仕事や人生を自由に選べないことに疑問を抱く。ジョーは幼なじみのローリー(ティモシー・シャラメ)からの求婚を断って、作家を目指す。


綺麗な景色と可愛い姉妹

『若草物語』をね、みなさん何となくでもねご存知だと思うんですが。映画館でメモりながら観ていたんですが、まぁ何度も書いたのが「キレイ」「可愛い」「美しい」っていうのを、ひたすら書いたんだけど。とにかく!画が美しいんですよ!映画館って(大きいスクリーンだから)その世界観に入り込めるっていうのが大きな醍醐味じゃないですか。まぁ美しい画が映し出されて、ちょっと小旅行に行った気分になるくらい「あぁ綺麗」ってなれるような美しい場面が多くて、景色に癒されて、なおかつその美しい景色に溶け込む俳優陣。顔も見た目も含めた美しい人達。この4姉妹が可愛いんだこれ、とにかく可愛い!可愛い!アカデミー賞衣装デザイン賞(2020年)取ったんですよね。本当に可愛かった衣装も。4姉妹それぞれの個性で色とか選ばれてて、それがお母さんから由来しているのも分かるし、それぞれ個性があるのも分かるし、まぁ可愛いし。というのが私の第一印象でした。


今を生きる私たちに向けて

もう1点としては、最初に観た時の2大ポイント。アラサー女には痛い話(笑)アラサー女は泣く、痛い、突かれる。私はいっぱい泣いちゃったな。仕事か結婚か、お金か、幸せって何なのか、女は1人で食べてけないのか、とか、そういうテーマがずっと流れていて、4姉妹がそれぞれの立場からそれぞれ悩むお話だから。それでこれは新解釈と言われてるんだけど、現代に生きる人に向けた若草物語になってるんだろうなって。作られたのは昔だけど、今の女性、今を生きる人達に対して、背中を押してくる映画なんだろうなと思って観ていました。

現在と過去二つの時代を交互に、どっちがどっちか分からない位シーンが入り混じってるいくんですけど、それが分かりづらいみたいなレビューを観たんだけど、私はそれが好きで。何となくの違和感とか、何となく演技の感じで分かるの、なんか分かるの、辛さとか暗さとか。やっぱり過去はキラキラしたものとして描いてるんだけど。4人で過ごしていた時代は。でも、なんかさ、これ歳を重ねて分かることですけど、その時って勿論分からないじゃんその時のキラキラって。それがこの人生においてどうかって分からなくて。あとは親に守られて生きている時の自由さと我儘さとかって後からみてみないと分からないものなんだけど。でもその一瞬で過ぎてしまうその瞬間っていいなと思ってて、それを演じ分けるじゃないですか、同じ人が。これが子供と大人じゃないから、7年くらいの話だから、見た目どうこうって話じゃないから微妙なこう…気持ちの落とし所みたいな、胃の落とし方(笑)?身体の重さ?観てるとね、なんか身体の重さとか内臓の重さみたいのを感じるの(笑)分かるかな(笑)分かんなかったら言ってください(笑)その重力感みたいなのを感じられたのが面白かったなって。

リスナー[内臓の重さ?(笑)]

そうだよね(笑)単純にさ自分が10代の時と身体の重さ違うじゃないですか?それをね、腰曲げるとか分かりやすい(身体的な)お芝居という意味ではなく、(人生において)肩にのしかかる色んな物とかをお芝居で感じるんですよね。勿論演出や技術面もあるんだけどね。内臓の重さ、初めて使いましたけど(笑)そういうのを感じました(笑)肌で感じる、そういうお芝居いいですよね。


彼女達をキャスティングした意味

シアーシャ・ローナンさん、ガーウィグ監督と『レディ・バード』みんな大好きA24ですけど、でタッグを組んでるんですね。ガーウィグ監督は女性の方で俳優もやる方なんですけど、この2人のタッグから感じるものとしては、完全に私の想像だけど、女性監督としてね生きづらさ女性が感じる生きづらさ、大変な思いもあったと思うんですけど。夢に対して向かってくとか、今に抗うとか、自分に足りないもの、不満があるとか、つまり意志を持って生きてく女性を描くのが上手だなと思うし、それをシアーシャさんに当てたい、やってもらいたいって気持ちがよく分かるなと思って。彼女が「意志を持って自我が強くて望みが高くて不満がある」という役がハマるんだよね。似合う。

この「似合う」ってのが大事なんだなと思って。役者としてね。この役をやらせたピカイチとか、こうさせたいって思わせるのは大事なんだろうなと。

4女を演じるフローレンス・ピューさん、『ミッドサマー』の彼女まじですごかったんだけど、まじで晒されてるんだけど。そんな彼女が似合いそうな性格として、きついイメージというか、しっかりしている人。なんだけど、あえて画家を諦めてお金持ちと結婚するというめちゃくちゃ堅実な道を選ぶ4女を演じる。可憐なイメージの俳優でなく、あえてフローレンスさんのような意志のある人を4女にすることが面白いんだろうな、と。ふわふわしたイメージの女性でなく、あえて"自分が思う幸せ=裕福な暮らしがしたい"を意志のある俳優が演じることが現代的、現代に向けたメッセージなような気がしていて。


それぞれの夢のお話

それぞれ4人の夢のお話、それぞれの人生のお話だから。今を生きる女性たち、私たちに決定権や自由や夢を与えてくれるような作品だと思いました。どんな選択だって誰かが決めるんじゃなくて自分で決めていいし、どんな選択だって正しいよって言ってもらえた気持ちになりました。素敵なワードもいっぱい出てきました。
「ねじ伏せられない魂」とか、怒りと戦うジョーに共感したりとか、孤独についての表現とか。個人的に泣いちゃうシーンがたくさんありました。


あとはこんな話しました!
■フローレンスのティモシーとイチャイチャ話、素直で好きだわ〜

■ティモシーのプロポーズのシーン、奇跡みたいな美しさ、是非観に行って!

■ベートーベンの悲愴が流れた瞬間に鳥肌が立ちました


映画館で観るといいだろうなと思った作品でした!オススメです!


次回

2020年7月4日(土曜)
19時頃〜予定
ポコチャにて配信

『家族を想うとき』

レビューします!
DVDレンタル中!


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