#16 フィリピン大学 留学日記 vol.7(2020/03)
私は今、日本にいます。なぜでしょうか。
留学は5月末までだったはずです。
まだやるべきことがたくさんあったはずです。
でも私は決断しました。
日本で頑張る選択をしました。
あの素敵すぎた環境とさよならしました。
今思えば、私がフィリピン大学に留学できたのは奇跡でもあり、運命でもあったのでしょう。
今から3年半前、全然勉強も英語も出来なかった高校生3年生の私は、大学に入学して、フィリピン大学へ交換留学をするという大きな大きな夢を持ち、3年かけてそれを達成しました。
思えば、色んなことを犠牲にして勉強しました。大学入学時TOEIC415点しかなかった私が、色んな誘惑を断ち切って、自分なりに必死に努力して、交換留学の切符を手に入れることができました。
こんなこと、言うのはかっこ悪いかもしれないけど、私は私を褒めてあげたい。フィリピン大学へ交換留学できたことは自分の中で最も大きな成功体験だったんです。
フィリピンに来てから、今までの人生で最も充実した日々を過ごすことができました。充実というのは、ただ楽しいだけではありません。時には周りとのレベルの差に落ち込んだり、時には必死に作ったプレゼンを褒めてもらったり、時にはカルチャーの違いで辛い思いもしました。
でも、そういう想い出を全て含めて、私は思います。充実していたと。
留学はただ外国に行くだけではありません。コンフォートゾーンを抜け出すということです。決して甘くないフィリピンという環境で得たものはとても一言では言い表せません。
でも、私にとって最も大きかった存在・得たものは「友達」です。
幸運なことに、私は今まで本当に友達に恵まれてきました。小中高はもちろん、大学も留学先でも、素敵すぎる友達が世界中に出来ました。日本、韓国、中国、香港、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、ハンガリー、スウェーデン、イタリア、フランス、アフガニスタン、オーストラリア、ブラジル、アメリカ、インド、マレーシア、カンボジア、バングラデシュ、パキスタン、ロシア等、民族も国籍も超えて本当に多くの友達ができました。
みんな、私と友達になってくれて、本当にありがとう。
8ヶ月間、皆さんのおかげで本当に充実した留学生活でした。
本当にありがとう。Thank you so much.
Maraming Salamat po. 谢谢您。
감사합니다. Terima Kasih.
私の留学を終わらせた、忌まわしき新型コロナウイルス感染症パンデミックが、一刻も早く収束するように日本から祈っています。
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