見出し画像

開業準備、商品の仕入れってどうやるの?②~雑貨屋になる方法/体験編

展示会に行く!

元々、雑貨のメーカーに勤めていた際に
自分が出展側になったりしていた展示会

前章でもふれましたが
業種にもよると思いますが
私が行っていた展示会は
その場で仕入れて(買い付けて)商品を持ち帰る
ということはしません

行ったからには絶対に仕入れなくてはならない!
という場所でもないので
緊張はすれど、無理することなく
まずは行ってみるべし、と思います

改めて、実際に行ったのはこの3つ

  • ギフトショー

  • メーカーなどが複数集まった展示会

  • メーカーの展示会

それぞれの特徴を簡単にご紹介いたします

ギフトショーとは

「日本最大級のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市」
と説明がされているギフトショー
東京開催の場合は東京ビックサイトを会場に
開催されています

大型家電が見たことがないくらいで
あとは文房具からエクステリア系まで
ともかくなんでも出展されていると思うくらい
雑貨の枠をこえてさまざまに
見ることができる見本市

基本的に、現地でも販売は禁止されているので
メーカー側は顧客と名刺交換をして
顧客側である自分たちは
気になる商品のカタログなどを貰って帰ります

ともかく出展数が多いので
全部を見るのは1日仕事になってしまうので
自分が気になる種類にしぼって回るのがオススメ

ただ、気になる種類でなくても
見ることはできるので
もし初めて訪れた場合は
全部を網羅するのがよりオススメです

企業の新商品をいち早く見ることができるので
雑貨好きには楽しい場所かと思います

実際に行くには
まずは招待状をWEBで請求して
その招待状を持って現地で受付をします

開店準備中の場合は「小売店」という枠で
会場に入るパスをもらえるはずです

企業として出展して
企業の方が見て回っていることが多いので
個人で乗り込むのはドキドキいたしますが
ひとがたーーーーーーーくさんいらっしゃるので
紛れてしまえジブン、と思って
スニーカー履いて
グングンまわってしまいましょう!

メーカーなどが複数集まった展示会

こちらはギフトショーほど
大規模は会場は使っていませんが
例えばステーショナリーなら
ステーショナリーのメーカーのみが
集まって開催をしていたり
テイストが近いメーカー同士が
集まっていたりすることが多いかなと思います

そもそも、こういった展示会を
どう見つけるかという話なのですが
まずは気になる雑貨を見つけたら
どのメーカーの商品なのかというのを覚えておく

そしてメーカーのHPなどを探して
そこにもし展示会の紹介などが掲載されていたら
招待状を請求する等の
会場に行くための条件があるはずなので
そこを確認して行ってみる、という流れです

メーカーの展示会

メーカー単独で開催される展示会も
メーカーなどが複数集まった展示会同様に
気になったメーカーのHPなどを見て情報を収集し
メールなど送り確認し行ってみる

単独であっても大小さまざまなメーカーがあり
会場の規模もさまざまですが
メーカーによっては
社屋の一部で開催していたりするので
個人的には会社訪問のようで
とても興味深い体験になることもありました

メリットは、ゆっくりと商品を
拝見させてもらえることですが
その分、お相手とも
じっくりお話することになるので
実物を見て、ちょっと違ったかなとなった時
内心気まずい思いになることもあるかもしれません

展示会を回ったら

店舗の準備と同時並行で
展示会で素敵だなと思った雑貨を絞り
取引をしたいメーカーを最終的に決めて
改めてお取引をさせてもらえるか交渉し
いくつかのメーカーと取引を
させていただけることになりました

最終的に決めていくにあたり

  • 仕入れできる全体の額を最初に決めていた

  • ステーショナリーはここ、バックはここと分野ごとメーカーを決めた

  • 条件が厳しいところはまずは諦めた

  • 問屋とも取引をすることを決めていた

などが自分の中で決めていくにあたり
考えていたことでした

条件が厳しいところはまず諦めた、というのは
とても素敵な雑貨を取り扱っているけれど
仕入れの初回の額が
自分にとっては大きいとなったら
今はタイミングではないと考えて
保留にした、というイメージです

展示会に行く時の準備

展示会に行く時は
できるだけ節約するため
高速バスや鈍行を使って移動し
ガンガン歩けるようにスニーカーを履いて
資料をたくさんもらってもいいように
バックパックを背負って行っていました

現在は紙媒体のカタログは
減っているのかもしれませんが
当時展示会に行くと
新作のカタログ、通常カタログなどをいただくので
大きな展示会に行くと
どんどん荷物が増えるので
人によってはキャリーバックで回られている方も
いらっしゃいました
その方が動きやすい方は
キャリーバックがオススメです

必ず必要なのは名刺ですが
私の場合は、雑貨屋開業準備中と書いて
携帯番号とメールアドレスを記載した名刺を
まずは作って名刺交換をしていました

「どちらで開業されるんですか?」
「どんな規模ですか?」などは
必ず聞かれるので、聞かれたことにはそのまま答え
また、自分なりに
取引相手として相手に不安を与えないように
必ず御社の商品を販売する自信がありますよ、と
伝わるよう意識してお話をしていた、つもりです

前職では会社の名前があって
展示会などに出展したり
見に行ったりしておりましたが
改めて個人になったのだ、自営になるんだなぁと
展示会に行くことで実感したのを思い出します

雑貨屋になりたいな、と思っている方には
このような展示会に
実際に仕入れをすることがなかったとしても
ぜひ行ってみるといいと思います!

次回は店舗物件はどのように決めたのかについて
書いていこうと思います








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?