太っている人がモテない理由

結論から言います。
「将来性」を感じにくいからです。

なぜそう考えるのか。
それをこれから説明したいと思います。

まず初めに断っておきます。

モテるかどうかを決めるのは顔ではありません。

いや、顔だろ！
いや、お金だろ！

そう言いたい気持ちはわかります。
私も以前はそう考えていました。
どうか、
その手に持っているナイフを置いてください。

人を惹きつけるのは、
他ならぬ「将来性」なのです。

その「将来性」とはどういうことなの？

それは、自分と一緒に過ごすことで、
相手に今より良い未来を想像させることです。

この人といれば得だな。
この人といれば楽しい。
この人といれば幸せになれそう。

仮にハッタリだったとしても、
継続的にそう思わせられる人がモテると考えます。

自分の欲を満たす。
楽しければそれでいい。

もしあなたがそう考えるなら、
良好な人間関係は築けないでしょう。
自分の目標のために、誰かのために、
行動していると、
自然と周りに人が集まってきます。

他人は、
思っているより、人情を求めていて、
思っているより、損得でモノを考えます。

太っている人は、
第一印象で目の前のことしか見えていないように感じるのです。

なぜそう見えるかと言うと、

・食費が掛かりそう
・病気になりそう
・早死にしそう

これらのリスクを考えて、
直観的に判断するからです。

目先の楽しみにだけ心を奪われ、
未来の事をあまり考えない。
今が楽しければそれでいい。

付き合って結婚するかもしれない相手が、
長期的にものを考えて判断できないなら、
付き合っていけないでしょう。

そういう意味で、
太っている人は、
「将来性」を感じにくいと言えます。

では、
どうしたら「将来性」を獲得できるのでしょうか。

誰かに喜んでもらいたい
人の役に立ちたい、などの
目標を設定して行動することです。

容姿関係なく、
目標をもって行動する人は輝いてみえます。

私は、過去に20キロダイエットしました。

痩せると人生変わります。
身体が軽いですし、
関節痛もなくなりました。
体型も変わりますし、
人からの見方も変わります。

しかし、それ以上に、
自分のことで精一杯だった過去に別れを告げ、
明るい未来の為に行動するようになる
という変化に意味があるのです。

それがあなたの「将来性」です。
誰かを支えて、誰かの助けになることで、
その誰かが、
きっとあなたを支えてくれることでしょう。
そのプロセスがきっと素敵な未来を作ります。
そばにいる人の未来も明るくなるでしょう。

そのような「現在の輝き」を
私は「将来性」と呼び、
見た目など関係なく、
人を惹きつけることでしょう。

鎌倉時代の禅僧、
道元禅師もこのように語りました。

其形陋しと言うとも、此の心(菩提心)を起せば已に一切衆生の導師なり。設い七歳の女流なりとも即ち四衆の導師なり。衆生の慈父なり。男女を論ずることなかれ。これ仏道極妙の法則なり。

『修証義』より

見た目なんて関係ありません。
自分のことを差し置いて、
誰かの力になりたいと決意したなら、
誰だって人々を導く人になれます。
七歳の女の子だって、
誰かの心を動かすことができます。
男だとか女だとか、そんなこと関係ないです。
これが、
仏教で長い間説かれて
大切にされてきた教えです。(口語訳)

一度きりの自分の人生。
最高の人生にするために、
沢山の人に囲まれて過ごしたいですよね。

モテない人とは、
目前の事に精一杯の人であり、
モテる人とは、
まず相手の事を考えて行動できる人なのです。

最後に、読者に問います。

「あなたはそれでも食べ続けますか？」

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