Visual Trends 2019

今日はこちらのユーチューブビデオを見た感想、私なりに翻訳した内容を少し書きたいと思います。

The Futurは、オンラインでデザインのコースを提供したり、YouTubeやPodcastでデザイン関連の事や、目標達成のためのマインドセットなどを発信しているオンラインプラットフォームです。

このビデオは、2019年どんなビジュアルが流行ったかが話されているのですが、1時間近くあり全てはカバー出来ないので、私が気になったトレンドが話されている部分を翻訳し、読み解いてみました。

ゲストはAdobe StockのBrenda Milisです。

Brenda によると、去年から今年にかけて、「リサイクル」「サステイナビリティ」「社会的責任」に関連したイメージへの問い合わせが、とても増えているとの事。企業やブランドが、社会問題や環境問題に関連したイメージを使う事で、カスタマーとのコミュニケーションを図る傾向が高まったため、関連画像の需要が高まったと見えます。

パンパースは「Love the change」をキャッチコピーに、CMで若い男性がオムツを替えるシーンを使い、「男女平等」を表現する事でマーケティングしました。

「change」は「変化」という意味と、オムツを「替える」というのをかけてますね。はい、ダジャレですね。でも、キャッチコピーってダジャレ多いですよね。

進行役のChrisが、「企業やブランドが、流行りだからというだけで、そいうマーケティングをしているんじゃないか?」とBrendaに質問していて、Brendaは「マーケティングはマーケティング、でも、その企業やブランドに関連性があって、なおかつカスタマーの求めているものでないと意味がない」と答えていました。例えば、パンパースがナイキみたいな大胆なCMを打ち出したら、みんな引いてしまうという事です。

次に私が興味深く聞いたのは「Botanical Boom」についてです。

オーガニックコスメが流行り、観葉植物が流行っている裏には、「少しでも自然に触れたい、感じたい」という現代人の声があるのです。一日中パソコンの前にいたり、常に携帯を見ていたり、そりゃ人間なら自然に触れたくなりますよね。面白いなと思ったのは、この「Botanical」な要素が入ったデザインは、家電製品にも使われているというところでした。家電製品は実用的なデザインである事がほとんどですが、最近の流行のデザインは、丸いシェイプや、アースカラーを用いた物だそうです。

ビジュアルトレンドを理解して、自分がデザインするサービスや商品との関連性を考え、うまく落とし込む事がマーケティングを成功させるキーだそうです。


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