知っている街がカイダンになる本(600文字)
『神戸怪談』という本を読んでいます。
平詰み本
時間があり神戸駅の大型本屋さんへ行った際、この本を見つけました。
お題からして地元の怪談集のようでちょっと興味が出ました。
マップ付き怪談
最初に神戸市のどこの怪談なのかわかるガイドマップが付いています。
るるぶ感覚でちょっといいかも。
知ってる場所
知っている場所がお話に出てくるとゾクゾクします。
誰かとその場所に行った時、話したくなるかもしれませんし。
一人で夜にそのあたりを通るとちょっと怖くなるかも。
クレイジージャーニーの人
以前、番組で呪物コレクターとして紹介されていた方がいるのですが。
この方が著者の田中俊行さんでした。
神戸が地元の方なのだとか。
年齢も近いし、親近感が湧きますね。
最近、鳥山明さんの動画を見ていてこの人の動画を見つけました。
あーあの人かって繋がる感じがいいですね。
どんなお話?
細かいお話がいくつも載っている小説です。
こういうのは頭から読むのもよし、気になる場所から読んでもよし。
ぜんぜん知らない
神戸の怪談なんて、アンテナを張ってないと知らないものですね。
言われてみれば、摩耶観光ホテルという廃墟があったり。
火垂るの墓も三宮駅だったり。
五色塚古墳があったり、阪神大震災もあったり。
神戸の小説
神戸が舞台の小説というと『べっぴんの町』がありますが。
あのおしゃれな感じを今回は別の色に染めてしまったような。
ただの怪談ではない怖さのある本になっています。