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違和

結婚式の打ち合わせが始まった。
プランナーさんの言葉の要所要所に
仕事に対するプライドと誠意と強さを感じている。

打ち合わせ用のカレンダーには
手書きでわかりやすく用意していただいているし、
手書きでお手伝いできて嬉しいです、
と言った言葉からも
人としての優しさとか奥行きを感じる。

その言葉やその温かみのある姿勢に
胸を打たれると同時に
自分の仕事に対する誠意のなさを痛感する。

そして今している仕事が
私のやりたいことだったのか?
と不意に考える。

私も彼女たちのように
自分が縁の下の力持ちになれる仕事をしたかった。
その日に満開の花を咲かせるようなことをしたかった。

今の仕事でそれができないわけではない。
店舗運営に携わる人間だから、
来た人を後悔させない、そんなふうにして活動もできるのではないか。

自分はまだまだと痛感するばかり。
そして社会人の人々に敬意を払うばかり.

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