偏愛の記録③「MIU404」

何年も好きなものを紹介していこうと思って始めたこの記事ですが、見始めてから数か月しか経っていない、このドラマを紹介します。と言うのも明日が最終回なので、せっかくなので「えいや」という気持ちで書いていきます。

思えば連続ドラマを毎週見続けるのは「喰いタン2」以来です。しかも「喰いタン2」の最終回は、当時友達が全員ハマっていて僕もその前の週から見始めて面白いと思っていた「ライアーゲーム」の最終回と時間が被っていて、僕は思い入れがあまり無いはずの「ライアーゲーム」を選択してしまったので「喰いタン2」は実は最後まで観ていないのです。「喰いタン」の時期から見ていて「2」を心待ちにしていたはずなのに、最終回までその気持ちを持続できなかったのです。その時点で「MIU404」は「喰いタン2」を超えていると言えます。

「MIU404」は特殊な刑事ドラマとしての、ストーリーや扱うテーマの面白さもさることながら、バディものとして本当に面白く、俺はこれを待っていたんだ!!という気持ちに毎回させてくれるので本当に素晴らしいです。

特に、星野源さん演じる志摩の過去が明らかになる6話は「バディの教科書?」となるぐらい、理想の展開になっていて、この回だけでもぜひ見てほしいという気持ちです。(過去の相棒との間で成しえなかった事や、後悔している気持ちを浄化するのは現在の相棒であるべき、という僕の中の「バディ規則」に則っていました。また、過去の相棒との間に流れる”呪い”を浄化するのは現在の相棒)

また、3話から登場した菅田将暉さん演じる久住の立ち振る舞いが、本当に「デュラララ」の折原臨也を彷彿とさせて出てくるたびにテンションが上がります。(行動理念はさておき、自らの手を汚さずに犯罪を繰り返す。飄々としている。追い込まれて焦る様子などを見せない。など)

主題歌の「感電」が流れるポイントも毎回素晴らしく、感銘を受けたので今度お笑いライブで「感電」の企画もやります。

最終回が本当に楽しみです。すべて見終わったらまた何か書くかもしれません。

頂いたサポートでドトールに行って文章を書きます