俺が楽しい事

「R-1グランプリに向けて考えたこと」というマガジンに収録されている記事です。記事単体で買うと300円ですが、記事を3つ以上購入する場合はマガジンの方がお得です。

近所のよく使っている喫茶店の営業時間がもとに戻っていました。とてもありがたいです。どの店が今何時までやっているのかホームページを見ても分からない状況が続いている中で「この店は何時まで確実にやっている」という事がわかるのは一日のスケジュールを立てる上で非常に重要になってくる。あとは一番行っているドトールの営業時間が戻れば完璧なのですが戻る兆しは全くありません。俺を締め出すために頑なに戻さないのではないかとも思っています。

色々な締め切りに追われていて「何日までにこれを完成させる」という意味でしか日付を認識していなかったのですが、ふと気づいたら今日が12月22日でめちゃくちゃ年末で、外を歩きながら「年末だ」と言ってしまいました。もう年末じゃないですか。今年あと10日も無いの?(という事を書いて2日放置していました。今は24日。いよいよ、いよいよという感じです。)

会社員時代は年末年始が大好きで、年末に近づくにつれてみんな段々と仕事が雑になって行って「とりあえず今年中に終わらせる」という事が目的になり、その裏にある忘年会などの存在が表に浸食していく感じが「みんな人間だ」と思って好ましかったのですが、芸人になってからはその雰囲気は完全い無くなりました。

年末までライブがある事も多いし、特にピン芸人はR-1があるからゆっくり休んでもいられないし、ずーっと緊張感が薄っすら漂っています。とはいえ年末年始を好きな事は変わらず、今年は帰省して正月は猫を触って過ごそうとは思っています。去年帰れなかったから忘れられていないか心配になってきた。

少し前に読んだ『文學界』の若林さんと國分巧一朗さんの対談が金言まみれで何回も読み返しています。

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