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自主性と主体性

ラグビーU20日本代表元監督の中竹さんのお話を聞いたり、本を読むのが好きです。

中竹さん自身は、ご自身はラグビーの名選手でもなかったし、カリスマでもなかったといわれていますが、常勝早稲田のキャプテンになったり、U20の日本代表監督になったりする中で、いろいろな経験を通して、コーチング、マネージングのことを深く考えられてきた方だと思います。


最近読んだ本は「自分を育てる方法」で、いろいろ気づきがありました。
その中で、いつも何気なく使ってしまっていた「自主性」と「主体性」の言葉の違いが、とても響きました。

「自主性とは、決められたことに対して自ら積極的にアクションする姿勢を指します。」
「一方で、主体性とは、自分自身の頭で考えて「これをやるべきだ」と選んだ行動に取り組もうとする姿勢のこと。正解かわからないけれど、とりあえず試してみる。すぐに評価につながらないとしても、やる価値があると信じられるから始めてみる。自分自身の責任で切り拓いていく覚悟のようなものを含みます。」

スポーツでも仕事でも、以前は、ある程度正解となる目標が見えている中で、自主性が重要だったけれども、いまは目標の方向性自体を探しながら進めていく中で、より主体性が必要となっていることを感じます。

さらに、キャリアについては、それをより強く感じます。正解がなくなっていく中で、自分自身の頭で考えて、切り拓いていく覚悟。少しこわいけれども、自主性の枠の中でとどまることは、もっとこわいことかもしれません。

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