すべての悩みは対人関係の悩みとはよく言ったもんだ。

アドラー心理学の創始者
アルフレッド・アドラーは
『すべての悩みは対人関係の悩み』
と言ったらしい

え？すべての悩み？？

私も初めて聞いた時は
それはいいすぎでしょー
と思ったけれど

考えれば考えるほど
的を得ていると思う

例えば
お金の悩み

そもそもお金自体が
人との間で使われるもの
であるけれど

『お金がない』
という悩みは
必ず比べる誰かが存在する

誰かといっても
特定の人である必要はなく
不特定の誰かを指す

周りに裕福な人が多くて
周りの人が買えるものが
お金がなくて買えない時に

お金がないと悩む

でも
最低限の生活さえできればいい
という集団の中に入ったら
その人は
お金がある部類に入ったりする

お金だけに限らず
私たちは
人との対比において
いろいろ悩むのである

ハゲで悩んでいる人も
周りがハゲている人ばかりだったら
悩むこともない

この場合
むしろハゲていない人が悩んで
脱毛なんてするのかもしれない

そう考えてみると
すべての悩みが対人関係の悩みなのである

アドラー心理学がおもしろすぎて
カウンセラー養成講座まで
受けてしまったけれど

心理学の中では
1番的を得ているし
私を救ってくれた心理学である

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