妙高市が抱える「人の流れ」と「交通」における課題 〜みょうこうミライ会議 テーマ紹介〜
こんにちは!第2回 みょうこうミライ会議事務局の徳野です。
今年度の会議では、昨年度よりもさらに、効果的で実現性の高い政策形成につなげていくことに注力しています。
今年度は7月7日七夕の日から始まり、10月まで約3ヶ月で実施します。
今年度のみょうこうミライ会議テーマについては前回のノートで詳しくお伝えしています👇
今年度の検討テーマの一つ「人の流れ&交通」では人の流れの創出施策と人の流れを支えるインフラ構築の検討をすすめます。
昨年度のテーマであった「人の流れ」・「交通」が合体し、今年度は昨年の検討内容を深堀るとともに、人の流れの創出にチームメンバーの知恵・ノウハウを集中していきたいです。
妙高が抱える課題と解決に向けての道筋
妙高市の交通における課題は、他の自治体でも叫ばれているように人口減少による交通インフラの財政難や、ドライバーの高齢化などが挙げられます。
さらに、状況が改善されない理由の1つとして、域内交通について精細なデータ収集及び活用ができていなく、収益の増加につながるような施策が打てていないことが考えられます。
一方で、妙高市人口の約26%、 観光入込客の約18%が公共交通等を必要としているというデータは出ており、公共交通への継続的な需要があることが明らかになっています。
妙高市への人の流れにおける課題は、人口減少や若い世代の流出はもちろんですが、都市部のニーズに合ったプログラム提供がまだ十分にできていないことも挙げられます。
例えば、コロナ禍において、都市部における「子どもの自然教育」へのニーズが高まっていると言われています。そういったニーズに応えられるような、ファミリー層向けの短中期滞在型のプログラム開発や環境整備が妙高市にとって必要となってきます。
交通や人の流れが抱える課題を解決していくために、妙高に短中期的に関われるようなプログラム開発と、その施策を支えるために必要な交通をはじめとしたインフラ整備などを、「人の流れ&交通」チームでは検討していきます。
実現性の高い政策立案のために
昨年度の会議を通して交通チームでは軽トラックを活用しどこでも仕事ができる「モバイルワークステーション」の実証実験開始、人の流れチームでは移住を体験できる「お試し移住」の実施が始まりました。
両チームとも数多くの素晴らしい施策の検討が進みましたが、これまでに実行できたのは2つ。昨年の反省点として各施策を検討するまでで終わっており、チームにて施策の進捗管理を実施できていませんでした。
昨年度の人の流れチームの検討内容について
昨年度の交通チームの検討内容について
今年度は、施策を管理する体制を整備し、実現性を高めていきたいと考えています。
また、今年度は妙高市に呼び込みたいターゲットを昨年度以上に絞り込むことで、施策の有効性も合わせて高めていきたいです。
昨年度からファミリー層の獲得施策を検討してきましたが、今年度では改めて人が移り住むまでの流れを見直し、妙高市が本当に取り組むべき課題を再度検討していければと考えています!
今年もいよいよ暑くなり、みょうこうミライ会議の事務局もバタバタとしてきました💦
早くチームメンバーと会えることを楽しみにしています!
次回は今年度のもう一つの検討テーマ「教育」の課題についてご紹介します!
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