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政策検討に重要な「仕様書」とは?

こんにちは、みょうこうミライ会議事務局の道下です。
みょうこうミライ会議はいよいよ2つのテーマと詳細の検討事項が決まり、7/7のオンラインキックオフに向けて準備が整って参りました。

今年度のテーマは
(1)人の流れ&交通チームの「妙高市への人の流れに関する短期・長期的施策の検討(施策を支える交通インフラなども検討)」
(2)教育チームの「夢を持ち、自ら人生を切り拓き、生き抜く 妙高版 ”ほんもの教育” の実現」です。

そして検討を進める上で重要なのが「仕様書」です。

今回は「仕様書とは何か」と「仕様書ができるまでのプロセス」をご紹介させていただきます!

仕様書とは・・・

仕様書は、みょうこうミライ会議の参加メンバーである、市民・市内事業者、都市部企業、行政の三者が議論を進めるにあたり、地域課題に対してどのような成果とアクションを導き出すのかを明確にし、提案内容の具体性を確保するために作成するものです。

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仕様書作成のプロセスはこんな感じです。
①テーマ候補の洗い出しと優先順位づけ
②テーマに関連する市役所職員と情報の洗い出し・方向性の検討
③仕様書へ落とし込み

①テーマ候補の洗い出しと優先順位づけ

第3次妙高市総合計画の「重点プロジェクト」、「戦略目標」や、庁内各課へのヒアリングを通して、テーマ候補を洗い出します。
①市としての優先度、②民間企業のソリューション提案の可能性、③事業化への難易度など、これらを踏まえて優先順位を付け、今年度は、「人の流れ&交通」、「教育」の2つのテーマを選んでいます。

②テーマに関連する市役所職員と情報の洗い出し・方向性の検討

仕様書は、それぞれのテーマの現状把握からはじめ、どのような課題があるかを明確にし、バックデータとして数値なども踏まえながら、これからの妙高市の将来を見据えて、検討を重ねていきます。

例えば教育チームでは、ロジックモデルを活用し、「長期成果としてどうなっていたいか」から今年度の検討領域へと落とし込んでいきました。

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討議は複数回にわたって行われ、特に教育チームは妙高市教育委員会との連携も図るため、教育委員会との打ち合わせもさせていただきました。

③仕様書への落とし込み

そして仕様書に落とし込んで行きます。
今年度はスライド形式にし、以下を盛り込みました。

■ テーマを取り上げた背景
■ 昨年度の検討内容(人の流れ&交通テーマは昨年の議論の継続検討のため)
■ テーマを取り巻く現状と課題(教育テーマにおいては世界の潮流や国内の先進事例などを盛り込んでいる)
■ 検討していただきたい領域・想定ターゲット(教育テーマの場合:現行のカリキュラムには触れない、人の流れ&交通テーマの場合:妙高市を実際に訪問してくれる層をターゲットとするなど)
■ 提言施策に盛り込んでいただきたい要件(事業・施策内容、実施体制、財源、アクションプランなど)

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各テーマの仕様書はこちらからご確認いただけます!

みょうこうミライ会議は、7月7日のオンラインによるプレキックオフでの正式披露に向けて、いよいよ大詰めを迎えています。お楽しみに!


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