うんまぁ、生きにくいみょげ

昔から、理不尽なことばかりだったことをふと思い出して、しんどくなってきたからちょっとだけ聞いてほしいみょげ。

まあ、例えば……

学生時代、ペアになって相手の自画像を描くという授業で、先生に「なるべく写実的に描きなさい」と言われたみょげ。

それで真面目に描いたら、周りはみんな漫画タッチで可愛く描いていて、みょげは相手の子に嫌な顔をされてしまったみょげ。みょげは先生に言われた通りにしたことがいけなかったかと思って、それで凄く傷ついたみょげ。

しかも、先生はみょげがうまく描けていると思ったのか、その絵を廊下に貼り出したみょげ。

そしたら隣のクラスにいる相手の子の友達がみょげの絵の前を通って笑い、「これあんた？　すごいね……」と言ったみょげ。相手の子は恥ずかしそうに「見ないで！！」って言ってたみょげ。

はあ……普通はここで「ざまぁw」って言えるみょげか？　相手の子はみょげを傷つけた存在だからみょげねぇ。

……でも、みょげはざまぁどころか、

恥ずかしくて、やりきれなくて、

その子が可愛そうだとすら思っちゃったんだみょげ。

それで、絵が返却されるまでの間、相手の子とは目すら合わせられなくなって、みょげは深い傷を二重に負ったままで、謝るのもまた上手く出来なくて、とにかくしんどかったみょげ。

……

まあ、こんなことがあったんだみょげ。

こんなかんじの理不尽がたくさんありながら、みょげは生きてきたみょげ。

まあ、可哀想だと思ってもらいたいわけじゃないんだみょげ。

これを読んでくれた皆には、こういう理不尽を知ってもらって、こういう理不尽を相手に与える存在にならないでほしいんだみょげ。

また話聞いて欲しくなったら書くみょげ、

その時はまた、みょげの話を聞いてくれたら嬉しいみょげなぁ。