〆鯖のちょっとだけ青春な話
私は、どちらかというとテンション低めな青春を送っていたと自負している。
その最たる例が、大学生の頃、富士急ハイランドへ行ったときの記憶である。
それは大学1回生の夏休み、そう、人生の夏休みの夏休みのこと。
私は友人と二人で、富士急ハイランドのジェットコースター・高飛車に乗車していた。
この高飛車、一番の特徴は最大で121度を叩き出すその落下角度にある。
滑走路を真横から見たとき、もはやレールがえぐれてしまっているのだ。
そして、えぐれている部分に落下する直前、車体が数秒の