嫌われる勇気(1)
おはようございます!今日は最近読んだ本について書いていきます。
本の名前は「嫌われる勇気」です。
この本の読んだ感想としては理屈はわかるけど実際に自分に落とし込むのは難しいなと思いました。
この本の中で気になったことやなるほどなって思った事をいくつか紹介していきたいと思います。
①あなたが変われない理由
本書ではあなたが変われない理由、それはあなた自身が「変わらない」という決心を繰り返しているからだと言います。
よく身の回りの人や有名人を見て「自分がこの人だったらなー」なんて考えたことありませんか?「もし〜のようになれたら自分は幸せになれる」
こんな感じで考えているうちは変わることができない。
なぜなら変わらない自分の言い訳として「もしも〜のような人間になれたら」と言っているからです。
例えば小説家になりたいと言っている人がいるとします。
彼は小説家になる事を夢見ていますがなかなか作品を書き上げられない。
理由は仕事が忙しくて小説を書く時間がない。
だから書けないし、賞の応募もできない。
でも本当にそうなんでしょうか??
実際のところは応募しないことによって「やればできる」という可能性を残しておきたい。
時間さえ有ればできる。環境さえ整えば自分はできる。自分には才能があるという可能性の中で生きていたい。
そんな考えがあります。
でもそういう人に限って時間があればあったで、環境が揃えば揃ったでまた別の言い訳を作ります。
もう歳だから、家庭もできたからなど。
何を食べる。どんな事をして過ごす。誰と友達になる。付き合う人も、住む場所も、仕事も全部自分で決めれるはずなのに言い訳をする。
そうする事で自分の可能性を少しでも残しておきたいという事です。
でもそんな事をしていたらいつまで経っても変わることができないです。
彼の場合、まず賞に応募する。そして落選するなら落選をするところから始めます。
そうする事で課題が見つかりやるべき事を自分自身で見つける。
②自分の人生を生きる
人は何かしらのグループに属しています。学校や部活や会社。
例えば会社では営業1位になる。すごい実績を残す。と営業マンの人なら考えたことあります。
僕も営業1位になりたいと思ったことあります。
でも考えました。
なんで僕は営業1位になりたいやろう?
そこには承認欲求がありました。誰かに認められたい。肩書きが欲しい。
そしてそこから関連するのは他者から褒められたい。この場合だと上司から褒められたい。多分こんなとこです。
でもこれって本当に自分の人生を生きているって言えるんでしょうか。
誰かに認められたい、褒めてもらいたい。これは自分のために生きているのではなくて、他者、あの人の期待を満たすために生きています。
大切なことは自分は自分。他者は他者。と切り分けることです。
自分が何かをすることに対して他の人がどう思うかは自分の範囲外のこと。
自分にはどうすることもできないことです。
多分全員に好かれることってできないです。
絶対誰かには嫌われます。
でも人のために嫌われないように自分を押し殺して生きる。誰かの目を気にして生きる。
こんな無駄なことはないです。
「自分が自分のために自分の人生を生きていけないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」
わがままに自分の思うままにいきましょう!!
ありがとうございます。