PMDD生理7日目・低気圧むりむりむり

5/28(火) 生理7日目
出血はもうほとんど止まってるけど、まだ無くなってはいない。
今日は台風が発生していて低気圧の日だとわかっていたので五苓散を飲んだ。

午前中までは調子が良くて、
村田理子さんの『兄の終い』を読んで
映画も観れた。

『空の味』

女子高生の聡子は優しい家族や仲良しの友人たちに囲まれて何不自由ない毎日を送っていたが、いつしか自分が摂食障害に陥っていることに気づく。 理由もわからないまま不安を募らせる聡子は、家族や友人との関係もぎくしゃくするようになり追い詰められていく。 そんなある日、聡子は街で出会った危うげな女性マキと親しくなるが……。

観終わってから4時間くらい寝てしまって、
夕方になった。
せっかく午前中は起きていられたのに低気圧の日はダメだ。身体が鉛。
とにかく何かしようとまた映画を観る。

こういう時は何を観るか自分で決められないから、YouTuberの梨ちゃんが紹介していた映画にする。

『花腐し』

斜陽の一途をたどるピンク映画の映画監督として働く栩谷は、もう5年も映画を撮れずにいる。梅雨のある日、栩谷は大家の頼みで住人への立ち退き交渉のためとあるアパートを訪ねることに。訪ねた先にいたのは、かつて脚本を書いていた男、伊関だった。映画を夢見た2人の男の人生は、ある1人の女優との不思議な縁によって交錯していく。

現在はモノクロで過去には色がある。
演出がすごく好きな作品で、ところどころにある長回しや主演2人の静かな語りがすごく良かった。
けれど性行為のシーンが多くて、私にはそのシーンは退屈で長く感じられて眠たくなってしまった。恋愛映画に少し挟まれる性行為は絵が綺麗なら好きだけれど、「ほらみて！すごいでしょ！興奮するよね？エロいよね？」と強調されたシーンには興味が持てなくて、観終わってまた何時間も眠ってしまった。

気づいたら普段ならもう寝ている時間。

今日はご飯を3食全部食べ損ねた。
お菓子とアイスしか食べてない、だめだめだ。
レンチンすれば食べられる料理はあるけど低気圧で押しつぶされている時はそれさえも億劫でできない。というか自分のために面倒に思うことをしてあげる気にならないから無理なのだ。

カップ麺でさえ用意がめんどくさいし、雨と強風の中でコンビニに行くのは論外だしウーバーイーツするならそのお金で本を買いたい。2000円のウーバーを1人で黙々と食べてもあんまり美味しくないし後に何も残らない。それなら本を買いたい。

寝る前にもう1冊本を読んだので今日は2冊読めた。偶然にも両方とも兄が亡くなって残された者たちが大変な思いをするエッセイだった。
私は一人っ子だから、いつか親の面倒を1人で背負わなければいけない。怖い。自分のお世話だってまともにできていない私にそんなことできない。子供だって無理だ。ピルもミレーナも精神薬もなしで放っておいたら死んでしまうような生命に責任なんて持てるわけない。

低気圧も無理、
子供を作るのも無理、
親の老後も無理、
無理無理無理無理。