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デパス求めて暴れる夢を見た。

6/10(月)
これは今朝の夢の話だ。

家に両親と、彼と、知らない人がたくさんいた。
私は来客を迎える準備をしなければならない。
だけど起きれなくて、
起こされた瞬間に感情が大爆発した。
「なんで起こしたの?なんで準備しないといけないの?客なんか追い返して」とブチギレて、
きちんとしろという家族たちを押し除け薬を探した。
どこを探しても薬がない、ない。
どんどん焦って家族に当たり散らかして、押しのけて探す。
ようやく薬を見つけたけれど、
デパスだけがない。
どうしようあれがないとだめだ。
飲まなきゃ、飲みたい、飲みたい。
デパスどこ?隠したの?なんでないの?一緒に探してよ!!!!今すぐ飲みたいの!!!
私は泣いてキレて喚いた。
家族が全員敵にみえた。

そこで目が覚めた。


ただの夢である。
もう何ヶ月もデパスを飲んでいないし、
家にデパスはない。
今後飲むつもりもない。

だけどすごく怖かった。
またデパス依存に陥るぞと脅されたようだ。

今通っている心療内科の先生は
むやみやたらに薬を増やしたりしない。
デパスも処方しないし睡眠薬をどんどん強くしたりしない。信用している。
だからデパス沼に落ちることはない、はずだ。

私はいわゆる依存症を経験したことはなかった。
タバコは吸わないし、ギャンブルもしたことないし、お酒もほとんど飲まない。
だから本当にやばい状態になるまで依存に陥ってることに気づけなかった。

最初は1錠を恐る恐る飲んでいた。
だんだん耐性がついて効かなくなり1度に2錠飲むようになり、それが4錠、6錠と増えた。
枕元に水とデパスがないと安心して眠れない。
夜間に目が覚めたらデパスを補給、
朝起きたらまずデパスを飲まないと落ち着けなかった。

睡眠薬のデエビゴはよく眠れるけれど夜通し悪夢を見る。それを打ち消すためのデパスだ。

デパスがなくなると代わりに家にある薬を片っ端から飲んだ。

彼曰く「デパスを飲む時の顔が真剣すぎて怖い」「いつか本当にODで大変なことになってしまいそうで1人にできない」「いつも辛そうで見ていられない」状態だった。

あんな状態に2度と戻りたくない。
もう薬をやめたい。
でも私はデパスの仲間の薬が好きでたまらない。
すぐに効いて、よく眠れる。
やめたいのに気持ちが辛くなると薬を求めてしまう。

リボトリール(デパスと同類の薬)は
毎朝1錠、頓服でもう1錠飲んでいいことになっている。
先生が決めた私の適量だ。

依存に転落しないように頓服を飲む時のルールを決めた。
「痛みが強い時、気持ちがどうにもならない時は飲んでもいいけど1日1錠まで。眠りたいだけの時は飲まない。」
前の病院で処方され残っていた睡眠薬は全て捨てた。うっかりやらかさないように。


死にたくて薬をたくさん飲むわけではない、
構ってほしいわけでもない。
ただ今ある苦痛から楽になりたいだけなのだ。

「風邪薬を大量に飲むと気持ち良くなれるからODする」という界隈があるらしい。
1度に40錠飲んで「トー横」で痙攣している姿をニュースで見た。怖い。あんな風にはなりたくない。

私は錠剤を飲むのが苦手だ。
1回9錠の五苓散に大苦戦している。
40錠なんて絶対飲めない。
苦手で良かったと思う。
薬を飲むのが得意だったらうっかり手を染めていたかもしれない。

デパスの仲間の薬(ベンゾジアゼピン系ってやつ)が市販で買えるのか私は知らない。
あえて調べない。
もし簡単に手に入ることがわかってしまったら、
うっかり手を伸ばしてしまうかもしれない。
先生が書いてくれる処方箋がないと手に入らない存在でいてくれないと困る。
『クワイエットルームへようこそ』みたいになってしまう。

精神科の薬をやめたいと何度か書いているけど、たぶん、
私が本当になりたいのは「精神科の薬に溺れる前の私、知る前の私」なのだ。
同時に「生理が来る前の少女の私」に戻ることも望んでる。無理だ。どちらも絶対に叶わない。

無理なことを望んでもどうにもならない。
どうしよう。
辛いね。
それでも生きていこうね。

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