中学受験で思い出すこと その2

自己肯定感、自己重要感。

最近よく聞く言葉。

私の中学受験の失敗の話をさらに深く突っ込んでみたいと思います。


そもそも、小学校4年生で塾に行き始めた時、

なんで行くのかわからずに行っていた。

2つ上の姉が受験して、塾には行かなくなって、

受験のために行くんだと、後からうすうすと気が付いた。

それから、受験することは既に既定路線で、

どこを受験するかも全て母と父が決めて、

私の考えを聞かれた記憶は一切なかった。

自己重要感なんて持てやしない。

たしかに、特に小6の後半は、私はそんなに真面目に勉強できていなかったように思う。

周りの子達の追い上げの時期になってもペースが変わらず、

ウサギとカメでいったらウサギだったと思う。


今私が親の立場になり、

なるべく些細なことでも、

たとえば今日のデザートは何を食べたいかとか、

どこの公園で遊びたいかとか、

そんなことでも本人の意向を聞くようにしている。

そういう習慣を付けていって、

中学進学という大きなイベントで、

それは子どもの人生だと認識して、

わからないことは親として説明したい。

受験のことなんて小学生に言ってもわからないかもしれないけれど、

わからないなりに説明したいと思う。

どんな学校に行きたいか、

どんな学校生活を送りたいか、

一緒に話してみたいと思う。

子どもが自己肯定感、自己重要感を持つために。

些細なことでも否定しない、

子どもの行動に対して、

親の主観的な評価で褒めるのではなく、

事実をよくみて認める、

そういう親でありたいと思う。

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