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幸福論2.0

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2022年10月の記事一覧

合わんことなんか、せんでええ

西の魔女が死んだという本をご存知だろうか? そんなシーンを描いた物語だ。 私は学生時代の夏休みの宿題が大嫌いだった。 嫌がらせのように長いドリルはめんどくさいし 絵日記を毎日つけるのだってダルい。 でも、読書感想文は不思議と何枚でも書けた。 作文用紙が足りなくなって裏に無理やり書くくらいだ。 私が生まれて初めて読書感想文で入賞したのは 『西の魔女が死んだ』だった。 それだけ熱心に、共感しながら夢中で読んだのだと思う。 13歳だった私の心を動かしてくれたのだ

お気に入りを集めた数だけ、起きるのが楽しみになる

昨日、仕事の後にイッタラ展に行ってきた。 イッタラはフィンランドの歴史ある食器ブランドで、デザインのシンプルさや色の美しさ、実用性と遊び心がなんとも魅力的だ。 展示会の中には、色ガラスが工房で作られている映像があったのだけど、それがまあ迫力満点で。 1つ1つのガラスに息を吹き込んで整えていく瞬間は、まるで命を吹き込んでいるかのようで 力強くて、美しかったなぁ….。 あまりにも感動したものだから、寄り道して色のついたイッタラのグラスを2つ買ってお家に帰った。 数ある

ありあまる関心は、他人ではなく自分に注ぐ

多感な10代、20代で意識的にしてきたこと。 それは、あり余る関心を 他人ではなく、自分に注ぐということ。 最近恋人と焼肉を食べに行ったら 20代半ばくらいの男性グループが かなり真剣にマウント合戦をしていた。 収入、社会的ポジション、パートナー 「別に大したことないんだけどさ、」 と、冷静を装って一応前置きしつつも 相手を越えようと必死。 結局メラメラと燃える七輪を囲んでの マウント合戦@焼肉屋は 永遠に白熱して止まらなかった。 ✳︎ まだ30代

頑張らないことは、頑張ると同じくらい大事だ

わたしたちって、頑張れー!頑張れー!ってはよく言われるけど 頑張るなー!!とはなかなか言われてこなかったよなぁ…。 だから『頑張らないのはいけないこと』って心の片隅で思いがちだし、頑張ったら認められる、評価される、上手くいくって思ってるからこそ必死になる。 でも、最近思う。 頑張らないことだって、必要だと。 頑張らない勇気も持っておいた方がいいと。 うおーーーって走り続けてると 息が切れてすっごくしんどくなるでしょう。 そんな状態のまま無理して走り続けると

価値で買い物する練習を始めた

食材の買い物は、週に1回と決めている。 いつも通り、最寄りのスーパーを徘徊していたときのこと ある卵が目についた。 私がいつも買っている10パックのほぼ半分。 なのに、10パックよりもお値段がお高め…!! パッケージには自信満々に 『育て方が違うんです!』と書いている。 ふと、最近読んだ雑誌に掲載されていた料理家さんのインタビューを思い出した。 卵にこだわってみてください。 お手頃な卵は、ギュウギュウの鶏舎で育てられた鶏の卵。ちゃんと理由があります。 卵は

自分にも季節がある

自分の運命は自分次第。みずからが切り拓いていくんじゃ〜!おりゃ〜!….という感じで、ズンズンと進んできたけども。 うまくいく時もあれば うまくいかない時もある。 力を入れたにも関わらず、からまわったり 力を抜いてるときに限って、うまくいったり。 なになに、一体どうなってるのさ? ……. 最近、この謎についての答えたるものを見つけて なーんだ、そっか!って思った。 4つの季節がぐるり、ぐるりと回っているように わたしたちの中にも、季節があるんだなって。 春