リバースカラー?! カッコよすぎるMIDIキーボード
Arturiaから出たMiniLab MKIIの数量限定のリバース鍵盤かっこよすぎて思わず買ってしまいました。サブ機もちょうど欲しかったので、良い機会でした。
箱が既にかっこいいです。
本体は片手で軽々持てる重さです。
側面が木目のデザインになっています。ポイントに外しを利かせるところがArturiaらしいですね。
リアにはUSB端子とダンパー入力部。
鍵盤はボックス。
あ、みなさんご察しとは思いますが、指紋やホコリが目立ちます。弾いた後に拭けば綺麗になりますが、毎回はさすがに面倒くさいですよね。私はそんなに気にならないですけど!
付属品のUSBケーブルは打って変わって真っ白しろすけ。
25鍵にタッチ感の質は求めちゃいけないと思いましたが、そこまでチープな感じはしなかったです。が、同じくArturiaの25鍵であるMicroLABと比べると、やや押し心地に物足りなさがあります。MicroLABは押し心地がしっかりとした印象がありました。
↑MicroLAB
MIDI Control Centerのアプリで操作をカスタマイズできますが、初めてでよく分からない人は操作的なところはデフォルト設定にしておいて、パッドのカラーをカスタマイズする程度に留めておくのが良いかと。パッドはベロシティ備えてますが、ある程度強く叩かないと反応しない時があります。
付属ソフトのANALOG LAB LITEを立ち上げると、こんなセッティング画面が出てきます。OSによって微妙に設定の仕方が違うようなので注意。私はMacなのでCoreAudioの場合で話を進めます。
ヘッドホンモニターのみであればOutput channelsはPhones L + Rと思ってたのですが、それでは音が聞こえず・・・。何故かLineに設定しないとヘッドホンモニターができなかったです。インターフェースの設定の問題だったのか、相性の問題なのか、はたまたソフト上の問題なのかは不明でした。この点はTest Toneで試しながら設定した方が良いですね。
※MIDIデバイス接続用のUSB端子を備えているインターフェースを通してMiniLab MKIIを接続してしまうと、ホストがインターフェースになってしまうので、ソフトとの相性問題が生じる可能性があります。一番良いのは直でPCに接続する、次いでハブ接続。
無事に設定終えたら、お遊びタイム突入。
LITE版でも音源はそこそこ豊富です。
Multi/Spritを選択すると、2つの音源を同時に鳴らすことができます。
こんな感じで2つ音源が並びます。これをハード側で操作するためにはPadボタンを使う必要があります。
相関図。
ここまでの操作を覚えたら、ほぼコンプリートでしょう。
各プリセットのエディターはそのプリセットが含まれる製品版をインストールする必要があります。インストールしてないやつをダブルクリックすると下記のようなウィンドウが出てきます。
「コレ買わないと、お前ココいじれねぇよ?」
ってな感じです。
個人的にはLITE版でも十分だと思います。Arturiaの音源がないとチヌって人とか、シンセやパッチへの理解が深い人、元々ハードのアナログシンセやモジュールを持ってるけど、ソフトでどこまでのクオリティーを求められるか試してみたい! って人は拡張しても損はないかな。
最後、「MiniLab MKIIは買いか!?」についてお話すると、下記に当てはまる人におすすめです。
⑴安いけど良質なシンセ音源を手に入れたい人
⑵DAWのプリセットではなかなか出せない、個性的なシンセサウンドを手軽に作ってみたい人
⑶打ち込みメインだけど、上音とか簡単なリードフレーズをリアルタイムで弾きたい人。
以上!
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