2分で読める子育てエッセイ№777『揚げたてジューシーを重視したら』
ある日の晩御飯、わが家の一番人気だと思われる鶏の唐揚げにした。小6の娘と小3の息子がよく食べるので多めに準備。
「いつもは2パックだけど、今日は3パック分用意しておくか」
余っても翌日の昼ご飯にすれば2度おいしい。
するとその香りに誘われて、娘が台所にひょこっと顔を出した。
「お母さん、なんかメッチャいいにおいするね~」
ちょうど揚がったので、
「揚げたてだよ~。お客さんラッキー」
と唐揚げを2個皿にのせて娘に渡した。
「え? いいの?」
それを食べながらご機嫌でリビングの