01.デザイナーって文系なの?
突然ですが、このページをご覧くださっている皆さまは文系でしたか、理系でしたか?
記憶の片隅に追いやられた、学生の頃の分類。
この分類について考えるようになったキッカケは、理系デザイナーの私が仕事の時にクライアントさんに言われた一言でした。
「理系なんですか、珍しいですね」
聞いたのが一度や二度ではないこの言葉、裏を返せばデザイナー=文系、という認識が一般にあるということで、その本意を想像してみると、一般の方(=デザイン業ではない方)には
[理系=リクツで考える][文系=ニュアンスで考える]
といったイメージがまずあって、
また[デザイン=カッコいいものを感覚で作っている]
というデザインに対する想像がそこに合体し、その結果文頭のようなセリフに至るのではないでしょうか。
でも改めて考えてみると、やっぱりデザイナーは文系が多いの?とか、リクツとかニュアンスとか想像はしてみたけど、そもそもデザイナーってどうやって考えてデザインしてるのかしら?といった疑問が浮かびます。
教科書で勉強したわけではなく自己流でずっとやってきた(デザイナーの多くは現場での実践で育っていきます)し、普段デザイナー同士でもそういう話をしているわけでもないので、わからないことだらけだと気づきました。
わからないことがあると理屈を知りたい!という理系魂(?)を発揮して、せっかくデザイン事務所勤務、というデザイナーが周りにたくさんいる環境なので、デザイナーが一体何を考えているのか、どうやって仕事しているのか、頭の中をちょっとのぞかせてもらおうと思います。
まずは手始めにこちらの質問と結果から。
結果を見るとやっぱり文系が多いですね。何か理由はあるのでしょうか?
次回はその辺りも足がかりにして探索して行ければと思います!
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