04.デザイナーの頭の中の道すじ その2
前回に続いて、一人ひとりのデザイナーの考え方を深掘る旅。第2回目となる今回は、[リクツ先行型!]のデザイナーたちの頭の中を覗いてみたいと思います。
1:リクツ先行型!の文系デザイナーDさんの場合
このデザイナーさんは、リクツ先行ではあるものの、案件の性質やそこから考えられる受け手のことを想像しながら、イメージとの棲み分けを意識的に行っているのが印象的でした。キャリアもある人なので、自分の中でのルールも明確にできているのかもしれませんね。
2:リクツ先行型!の文系デザイナーEさんの場合
こちらのデザイナーさんは、ベースは言葉で単語を用いた連想から、実際には絵をどんどん描いていくというリクツ→イメージの棲み分けが過程によってハッキリしているのが特徴的でした。ノイズが少ない、という考え方も他の人からは聞かない表現で、ハッとさせられました。
3:リクツ先行型!の理系デザイナーFさんの場合
こちらのデザイナーさんも単語をベースに連想させていく、という方法でしたが、その後の段階がリクツとイメージのローテーションというのが特徴的でした。目まぐるしく入れ替わっていくのでしょうか、実際にその過程を見てみると、また得られるものもありそうです。
いかがでしたでしょうか。リクツの人も、デザイナーという仕事における最終的なアウトプットがビジュアルなので、どこかでリクツ→ビジュアルに変換する過程が発生すると思うのですが、その過程や方法は人それぞれということが見えたように感じました。
次回は旅の3回目、[ケースバイケース!]のデザイナーさんの頭の中を覗いてみたいと思います!
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