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02.デザイナーって感覚派?

デザイナーって文系が多い、という一般の方のイメージに対し、少なくとも弊社内では文系が多数、という結果が前回出ました。

なんで文系が多いのかしら?ということで、まずは文系と答えたデザイナーにその理由を聞いてみました。「あなたが文系を選んだ理由は何ですか?」

「数学が苦手!」
「理系科目は好きだったけど文系の方が点数がよかった…」
「数字にロマンを感じなかった」

数学嫌いという意見が圧倒的でした。が、これは世間一般の文系さんと同じ視点であって、デザイナーならでは!という理由ではないように思います。
そもそもデザイナーは美大出身も多く、美大では文系科目での受験が可能な学校が多数(学科より実技の割合が高いのが特徴で、学科は文理どちらの科目も選べるが、国語と英語の必須率が高い、という所が多いようです。)というのも理由の一つかもしれません。

文系のデザイナーが多いというのは、最初に考えていた、[理系=リクツで考える][文系=ニュアンスで考える]というイメージからの[デザイン=カッコいいものを感覚で作っている]という一般的なデザイナー像に近い…と言えなくもありませんが、実際のところはどうなのでしょう。デザイナーは感覚でものを作っているのでしょうか?

ということで、質問を変えてみました。
「あなたはデザインするときイメージ(絵)先行、それともリクツ(言葉)先行?」

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※前回の調査で「どちらでもない」と答えた人も、傾向に沿って文系/理系に分類をまとめ直しています

文系デザイナーの数がそもそも多いのですが、割合でみるとイメージ先行型が多いのがハッキリしました。理系デザイナーは言葉とイメージを行ったり来たり、の傾向にあるようです。ということは、デザイナーの多数はやっぱり文系で、イメージ先行でものづくりをしているということになるんでしょうか?

頭の中をめぐる旅、次回はその辺りをもう少し探ってみたいと思います!



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