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03.デザイナーの頭の中の道すじ その1

前回の結果として、デザイナーがものづくりについて考えるとき、ざっくり3つの方向性に分かれること、また理系か文系かで多少の傾向も見て取れることがわかりました。
とはいえ、それは全体を捉えた時に見えてきたことです。個々のケースではデザイナーはどのように考えているのでしょうか。

今回は、一人ひとりのデザイナーの考え方を深掘ることで、頭の中がどうなっているのかの旅をしてみたいと思います。
全体で見えてきた傾向も、個別に深く話を聞いてみると千差万別です。ということで、興味深かった数人のケースをピックアップしてご紹介します。

頭の中の旅編、まずは[イメージ先行型!]のデザイナーたちの頭の中を覗いてみました。

1:イメージ先行型!の文系デザイナーAさんの場合

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言葉を介することがかなり少ないところにイメージ先行型らしさを感じました。パーツを組み合わせて行きつつ、実は最初に頭の時点で完成形がある程度見えている、というところにも特徴が出てますね。かなり感覚派なデザイナーさんなのでは、という印象を受けます。


2:イメージ先行型!の文系デザイナーBさんの場合

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こちらのデザイナーさんは、イメージからのスタートではありながらも、かなり言葉が重要な位置づけだということがわかります。言葉は第三者へ伝えるもの、というだけではなく自分の中で整理するためにツールでもある、という考え方は新鮮でした!


イメージ先行型!の理系デザイナーCさんの場合

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こちらの方は、イメージ先行型では数少ない理系のデザイナーさんです。言葉の割合は比較的低めで、イメージの比重が重めです。全体の傾向としては文系デザイナーにイメージ先行型が多くとも、個別のケースを見ていくとまた違った結果が出てきて興味深いです。

デザイナーの頭の中をめぐる旅、次回はリクツ先行型デザイナーさんの頭の中を覗いてみたいと思います!

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