扁桃腺で入院してみた④ついに手術!
〜前回までのあらすじ〜
扁桃腺を取る前日に扁桃炎になってしまったアタシ!
PCR検査は陰性だったけど(なお本人には伝えてくれず)
これ以上腫れたら手術は中止!?3ヶ月前から予約して有給も使ったのに!?
アタシ、どうなっちゃうの〜〜〜!?!?!
手術当日の朝。看護師さんが起床の時間に起こしてくれます。
看護師さん「経口飲料水、あと20分後にまた来るから出来るだけ飲め。そしたら全て捨てろ。」
経口飲料水、てっきり直前まで飲めると思ってたァ〜〜〜
私の手術は15時からだったので、それまで絶食だからできるだけ飲んだほうが良いと。
頑張って500mlをほぼ飲みました。(あと経口飲料水めっちゃまずい。吐いた。って友達は言ってたけど私は全然平気だった…ポカリみたいな馴染みのある味した)
そのまま熱はもう下がったけど扁桃腺が腫れているせいでだるく、手術の時間までずっと寝てました。
そのおかげかお腹が空いたーは感じなかった(不幸中の幸い)
しんどくて寝てると、看護師さんがバン!といきなり来て
「手術の時間早まりました!10分後に出発します!着替えてください!」
と言われ、頭が眠さとだるさでボーっとしながら手術着に着替える。
・デカイ紙パンツ(トランクス型)
・手術着
・弾性ストッキングのみです!
せっかくの2万円の東京タワーと手術着でツーショット(浮かれてる)(逆光すごい)(この可愛いキャラクターはクソハムちゃんです)
手術行って来ます!頑張ります★みたいなストーリーとかあげたかったのに、はい!すぐ出発です!!!!と本当に10分後に連れてかれました。
専用のEVに乗って歩いて手術室まで向かいました。メガネもつけたまま。
手術室に向かうとふわふわの紙の帽子をかぶって待機場で待機!
ナースさんが気を使って不安ですよね〜私も全身麻酔したことあるんですけど、全然抗えなくてwすぐ寝ましたwと声をかけてくださる中私は
初めての全身麻酔にワクワクしていたのだった!!!!
笑気麻酔のぶっ飛ぶ感じが大好きな私。普段から不眠症の私。一体どんな感じに眠れるんだろう!本当にすぐ終わる感じなのか!ウヒョー!とワクワク。
自分の手術室が空いたので入ると入り口に主治医(メガネの優しい先生❤︎)がOP着!とデカデカマッキーで書いてある手術着を来ていらっしゃいました。
先生!よろしくお願いします!と頭を下げて手術室に入るとTVで見るような広くてTHE手術室が!待ってそんな大掛かり!?多分みんな緊張しちゃうと思う(私はテンション爆あがり)
麻酔科の〇〇です。看護師の◯◯です。とみなさん丁寧に挨拶してくれました。
麻酔科の先生2人、耳鼻科の先生2人、看護師さん2人と6人ぐらいいてびっくり。
美容整形とは全然違うんだなぁ〜と思いながら、ベットによいしょと上がり、メガネをナースさんに渡します。(こっからは目が悪すぎてマジでなんも見えなくなります)
そこで血圧測りつつ心電図つけつつ、点滴しつつ・・・
看護師さんが「すみませんこんな同時に…」と申し訳なさそうに話す中、
「いえ!!!大丈夫です!!!(大声)」(むしろ非現実的で楽しい。健康診断とか好きなタイプ)と楽しそうな私クサ
誰も私を大丈夫ですよ〜とか声かけてくれない。私が元気だからさ!クサ
記録は後にして!と麻酔科に怒られる看護師さん。ごめんな。書いててええんやで…。
その看護師さんが手の甲にする点滴が痛かった〜〜〜しかも刺した後も腕と違って強めの痛みがジンジンしてて、え!?刺し方あってる!?って不安だった。
あ〜っと言う間に、酸素マスクみたいなのを当てられて、
ボ〜ッとする麻酔流します〜まだ寝ないよぉ〜と麻酔科の先生に言われる。
笑気麻酔ぽい感じ。喉が拒むように咳が出ちゃう。「咳はこの麻酔のせいですからね〜」とのこと
てかね、まだ紙マスクしてるの。いいの外さなくて?と思ってた。
はいじゃあ眠る麻酔で〜す、と言われたらいきなり手足の先までブワッと熱くなって気持ち良い感じになった。
みんな手から冷たい麻酔が通るのを感じて〜というけど、私は真逆で暖かかった・・・・
そのポワポワする時間が意外と長くて(ゆーて7、8秒くらい?)あれ?意外とすぐ寝ないのか…てか主治医いなくね?麻酔科の先生しかいなくね?と思ってたすぐ寝ました。
起きたら同じ手術室。「あ!起きた!終わりましたよ〜」と看護師さん。
めっちゃ汗かいてるwwww手術室が暑かったのかな?
主治医ではない耳鼻科の先生がウッキウキの顔で取った扁桃腺です!!!と見せてくれるも、全く見えない。コンタクトレンズ-7.00を舐めるな。
声もうまく出せないのででジェスチャーでメガネ、ナイ、ミエナイと伝えた。あ〜見たかったな〜・・・
起きてもまだ眠い感じ。二度寝したい〜私は扁桃腺が腫れていたので、手術も45分かかり、その後2時間半、手術室で寝ていたそう。
ガッサガサの喋りにくい声で発した最初の言葉
「バルーン、入れました?」
尿カテーテル。それだけが不安だったのだ。全身麻酔した友達はみな尿カテーテルを入れたと言った。しかし尿カテーテルした割にはお股が痛くないのだ…
看護師さん「バルーン入れてないですよ^^」
良かった〜〜〜〜〜!
でもその割には尿意がない、不思議。
ベットのままゴロゴロ〜と病室に戻りました。
親と友達に送るように酸素マスクつけて記念写真。こいつ楽しんでいるのである。
もちろん術中の痛みなど無し。
全身麻酔、本当に気持ちよすぎて全身麻酔だけもう1回やりたい。あの気持ちよさは本当に変えがたい。良い体験ができた(?)
この日の夜は、少し熱は出たけど、さっきまで晴れていた扁桃腺がない、あの扁桃腺特有のだるさもない。
26年間悩まされていた扁桃腺とおさらばしたのだ!
晩御飯は無しで抗生剤の点滴と酸素マスク(4時間)のみ。
酸素マスクのコポコポ〜って音がシーシャみたいでなんか落ち着く。
水と自分の薬も飲んだけど飲み込めない!くらい痛くなくてびっくり。
その後も痛みもなくすぐ寝れました〜〜〜
次回入院2日目に続く!