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受け取ってほしい人になりきる#5きみこのモノづくり日記

昨日は、ギリギリ23時30分頃までに、資料の確認と修正・リクエストをまとめて、無事に返信することができました。

これまでの話はこちら。

ホッとした~~~~。

コンセプトが体感に決まり、全体の土台と流れをつくりたいとき、まず、やることがあります。

「そのサービスをつかってくださるであろう人を、具体的に思い浮かべる」

第一話の「感情を細かくイメージする」でも書きましたが、

絵の登場人物になる「受け取る人=実際にサービスを使ってくださるであろう人」を具体的に思い浮かべるのです。

今回の商品は、ペン字をはじめて習う人・長年(子供のころからずっと)字がニガテだと感じる人・字を書くことが好きだけど久しぶりなので何からスタートしたらいいか分からない人向けです。


わたしは、今回は、【友人のお母さん】をイメージして、全体の土台作りをすることにしました。

実際に会ったことがある方ですが、わたしのレッスンを受講したことはありません。

でも、文字を書くことにとても興味があって、時間もあって文字を書くことに取り組んでみたい。

そして、私のことも大好きな方!!
(ここも重要ポイント!私のことが好きで商品を買ってくださったり、商品をつかってみてから好きになってもらえることを望んでいます^^)


さて、資料チェックの時には、

具体的に、友人のお母さんをイメージして・・・というよりも、

今回の商品を受け取ってほしい友人のお母さんに【なりきり】ながら、資料の「土台案」を考えてみました。


すると、いろいろなことが見えてきます。

・最初の導入は、「わたしにもできるかも!」とワクワクするかどうか
・コトバは伝わりやすいか
・全体の流れは、字がうまくなることが体感できる流れか
・満足度は得られるか

「ペン字講師のきみこ先生」の視点ではなく、「友人のお母さん」の視点で観察していきます。

友人のお母さんが、朝何時頃起きて、午前中どんなことをして、お昼を食べて、午後はこんなことをやっていそうだな。

そして、これくらいの時間に、商品を使うことができそうだな。

そんなことを感じながら考えていきます。

今回は、気軽に、ライトに、ペン字を楽しんでほしいので、ちょっと重たくなるような流れは、練り直します。

もちろん、企業の担当の人に、相談しながら、進めていきます。


そんなことを考えたところで、いくつか「こうしたらもっといいかも」という提案も思い浮かんだので、それはメールにまとめて担当の方に相談してみることにしました。


モノづくりにおいて、「なりきり視点」は大切です。



つづく。


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