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2.26 最近のあれそれ

最近読んだ本、岸田奈美さんの
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』

情景描写に長けに長けていて、笑えないことも
何だかんだ笑いに変えてしまう、そんな本。
その中で心を掴まれた一節に
『悲観は気分、楽観は意思』ということば。
(どこかの偉い人が言ってたって書いてたけど)
ガツンと頭殴られた。楽観できるのって意思なのかと驚いた。性格の問題じゃないんだこれは。マイナス思考プラス思考って自分の意思次第なのかと。

岸田さんも書いていたけど、大好きな自分でいられる関係性だけを大切にする。ってこと。
あと、昨日Podcastで聴いた福本敦子さんと森田敦子さんの話にもとにかく自分自分自分、自分一番でいい!って仰られていて。人の顔色を伺うクセが昔からあったけど、年々なくなってきているような気がしていて。自分を大切にしてあげられれば自然に大切にしたい人に目をちゃんと向けられるなあなんて、当たり前かもしれないけど、そうだよなと改めて思った。

学生時代に仲の良かった友人との関係性がこの年齢になると結婚出産があって変わってくるなあと感じていて。その時々であーこの子はこういう子だったんだなあと勝手に残念がったりして。そしてそれで少し距離を取ったりして。捻くれたりして。ほんと勝手だよねえ。勝手に自分の枠にはめて勝手に残念がって。普通はこうって言われたら普通ってなあに?あなたの普通はわたしの普通じゃないけどなあ…って思っちゃうのに、他人にはそうしてしまってた最低!!反省!!

ただ自己分析の結果だけど、これに限っては距離感的に自分の仲良い分類から外れてしまっている人にはこう思ってしまう心の傾向があるな、と気付いた。
相手がどうあれ自分が自信を持って仲良いと思ってる!っていえる友人たちにもし同じ状況であってもそういう気持ちにはならないってことも。(でもまあそういうことしないんよなあ…)一つ自分のこと知れてよかった。

社会人になると(そしていまこのコロナ禍ということもあり)なかなか新しい友人を作ることがないなあと思ってたけれど、仕事上、電話でしか話したことしかないけど話す雰囲気テンポ諸々、ああきっとこの方とは仲良くなれそうだなあって約3年間程思っていて昨年遂に友達になりたいと仕事の電話の合間に伝えて。あの時に感じた仲良くなれそうっていう感覚間違いじゃなかった!!!でかしたわたし!と私の中で大きな大きな成功体験になった。これに限らず自分のその時の感覚、あ、これはみたいなもの、ちゃんと大事にしてあげた方がいいなと思った。

心の扉を開けるまで、結構な時間がかかり、(自分の感覚的にいける!!と思った人は例外で速い)その上全員には開かれない私の難ありの性格がとてもネックとなり昔から友人関係はかなり狭くて(持病の影響で定期的に見た目の気持ち悪さから友達がいなくなったことは未だに悲しい…親に言えてないやつ!!)色んな人と秒で楽しそうにできている人たちに憧れと妬みを抱いたことは何億回とあるけど、今自分が大切にしたいと思える人は過去に自分が選択してきた結果なんだなあ。と思うととても愛おしい。それとその当時を知る友人が今も仲良くしてくれていて、私の変わりように驚きもせずいつも通り接してくれていたこと忘れない。

今クールのドラマでお気に入りのひとつ『おいハンサム!!』先週の回の最後に吉田鋼太郎さん演じる伊藤の父が
−いつでも会えると思わないこと。積極的に関わることでしかその関係性が守れない。(略)あれこれ遠慮するな、考えるな、電話しろ、手紙をかけ、会いに行け、後で後悔しないように。

あれこれ文章がバラバラだけど、自分の中での大事な人への関わり方、自分を大切にすること。色々思うところがあった最近だったので、備忘録として残します。

今日は甥っ子に少しだけ会いに。ころころむちむちしてて可愛いかったなあ…

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