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シダ植物

アカウント名が「わらび」なら、これは語らないと!
ということで、シダ植物について。

植物は大きく2つの分類があります。
①種子植物(精細胞を作る、種子を作るもの)
②胞子で増える植物(精子を作る)

①種子植物には、2つの分類があります。
a.被子植物(胚珠が子房で包まれていて、重複受精を行う)
b.裸子植物(胚珠がむき出しなもの)
スギ、マツ、イチョウ、ソテツなど。
イチョウ、ソテツは種子植物ですが、精子で増えるため、受精に水を必要とします。

a.被子植物は更に2つに分類されます。
・双子葉類(子葉が2枚、主根と側根、網状脈、維管束が輪状)
サクラ、アサガオ、モウセンゴケ(コケ植物じゃないよ)など。
・単子葉類(子葉が1枚、ひげ根、平行脈、維管束がバラバラ)
イネ、ユリ、ツユクサ、カナダモなど。

②胞子で増える植物
・シダ植物(根、茎、葉の区別がある、維管束がある)
ヘゴ、ゼンマイ、トクサ、ワラビ、ヒカゲノカズラ、マツバラン、スギナ、クラマゴケ、サンショウモなど。(「平然と笑う暇すぎなクララさん」という語呂合わせを教えてもらいました)
・コケ植物(根、茎、葉の区別がない、維管束がない)
スギゴケ、ゼニゴケなど。

【前葉体とは】
胞子が地面について発芽したもの。
ハート型の1㎝ぐらいの大きさ。
造精器で精子を作り、水に濡れると精子が別の前葉体の造卵器に向かって飛び出し、造卵器で作られた卵細胞と受精する。その後、その受精卵が根、葉、茎の区別がついた幼植物となり、写真のようなシダ植物ができる。

↑胞子の飛散の様子の映像が綺麗で、前葉体の説明もめっちゃわかりやすかったです。

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