いいことも悪いことも、過去は切り離せない。
高校2.3年の時、人生でここまで病む事ないくらい、メンタルがおかしくなった。
自分が嫌いで、
環境が嫌いで、
人間が嫌いだった。
ずっとやさぐれていた私だったけれど、
友達がずっとそばで支えてくれたり、
家族やnoteで応援してくださった皆様の支えもあって4月から大学に進学する事ができた。
憧れていた一人暮らし。
同じ高校から同じ大学に進学する人も数人。
同じ学類に知り合いはいない。
やっと今までの人間関係、環境、人生に別れを告げられると思った。
新しい人生の始まりの音がした。
大きな良いこともなければ
大きな悪いこともない
小さな楽しみで溢れた日々はとても楽しい。
4月の新歓期間が終わり、5月からミュージカルサークルと人形劇のサークルに入った。
入ってすぐに両立の難しさを知った。
正直すごく落ち込んだ。
5月頭に入団してから今までずっと、
心の中に何かモヤモヤしたものがあるような気がする。
一人暮らしで家族もいないし、
深くまで知り合っている友達はまだいなくて、
誰にも相談できなくって、
どうしていいかわからなくなって、
また高校の時のような暗闇に落ちかけて、
パニックになりかけていた。
そんな時に、同じ生物学の授業で、たまたま同じ高校だった知り合いと会った。
高校の時も、そこまで仲がいいわけではなかったけど、高2、高3が同じクラスで、修学旅行が同じ班だったり、週5コマあった高3の授業でずっと隣の席で受けていた。
大学でも隣に座って授業を受けた。
寝ていたらこっそり起こしてくれた。
久しぶりに会ったら話が止まらなくて、
一緒に夕飯にラーメンを食べに行った。
私は、最近のサークルの両立の悩みをつい口にしていた。
意外とすんなり理解してくれて、少し驚いた。
その友達は「あんまり悩みを引きずらない方がいいよ。」ってアドバイスをくれた。
「そうだよね😅」って返す私に、
「わらびって高校の時も生物の授業隣だったけど、ずっと悩みを抱えてそうで、メンタル大丈夫かなって感じしたもん」
びっくりした。
なんだ、バレてたのか。
高校の時に最悪の自分を隠し通せていなかったっていう恥ずかしさがあった。
でも、それ以上に自分の特性や過去をわかってくれていたことに対してすごく嬉しかった。
私を知っていてくれていた。
理解してくれていた。
それだけで心を締め付けていた紐が少し解けたような気がした。
これまで、高校のことは全て忘れて、高校の人とは縁を切ろうと思っていた。
別の人のように生きようと思っていた。
なのに、
どうして高校の時を知っている人と話すと
嬉しく、ここまで安心感があるのだろうか。
人生は全て繋がっている
つらくて忘れたいことも
私を覚えてくれている人がいることは
時に心の支えになる
いいことも悪いことも、過去は切り離せない
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