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「質の高い教師」についてChatGPTに聞いてみた。

SNSで「質の高い教師の確保」というのは,教師を物扱いしているのではないかという書き込みを見て,「質の高い教師」とは何なんだろ,その確保はどうすればいいのかだろうかと思って,ChatGPTに聞いてみた。

以下,私が入力した時の答えであるが,御存知のようにChatGPTもタイミングによって答えが違うらしいので,笑いながら読んでいただけると良いと思う。
なお,相当に長いので,心の広い人だけがご覧下さい。

引用は全てChatGPTの答えをそのまま載せている。一部,HTMLの都合上,コピペできないところとか見やすく修正しているが,基本的には原文のままである。

Q 質の高い教師について教えて

質の高い教師には以下のような特徴があります。

1 知識と経験の豊富さ:質の高い教師は、教える科目や分野に関する深い知識を持っているだけでなく、豊富な教育経験を積んでいます。
2 生徒を理解し、尊重する態度:質の高い教師は、生徒の個性や背景を理解し、それに合わせた教育プログラムを提供することができます。また、生徒に対して尊重の念を持ち、生徒の成長を支援するような指導を行います。
3 熱意と情熱:質の高い教師は、教育に対して熱意や情熱を持っているため、生徒にもその情熱が伝わります。生徒が学ぶことに対して、熱心に指導を行い、彼らに学びの喜びを感じさせるような教育を提供することができます。
4 コミュニケーション能力の高さ:質の高い教師は、生徒とのコミュニケーション能力が高く、生徒が質問や疑問を持ったときに、的確な回答を返すことができます。また、生徒とのコミュニケーションを通じて、生徒の学習意欲を高めるような指導を行います。
5 常に学び続ける姿勢:質の高い教師は、自らも常に学び続ける姿勢を持ち、最新の教育技術や教育方法に精通しています。また、同僚や生徒からのフィードバックを受け取り、自己評価を行いながら、自己成長を続けます。

以上が、質の高い教師の特徴です。これらの特徴を持った教師は、生徒の学びの質を高め、将来にわたって生徒たちが社会で活躍できるようにサポートすることができます。

納得。それなりの回答である。続いて質問した。

Q 質の高い教師の育成に必要なことは?

質の高い教師を育成するには、以下のようなことが必要です。

1 専門知識の向上:教師は、教える科目や分野について深い専門知識を持っていることが必要です。そのためには、継続的な学習が必要であり、教育機関が提供する専門的な研修や、自発的な学習に取り組むことが重要です。
2 実践的な経験の積み重ね:教師は、実際に生徒たちと接し、教育プログラムを実践することで、より高い教育力を身につけることができます。そのためには、教育現場での経験を積むことが必要です。
3 コミュニケーション能力の向上:教師は、生徒や保護者、教育機関のスタッフなど、様々な人々とコミュニケーションを行うことが多いため、高いコミュニケーション能力が求められます。そのためには、積極的なコミュニケーション練習や、コミュニケーション能力を向上させるトレーニングが必要です。
4 生徒を理解し、尊重する態度の醸成:教師は、生徒たちの個性や背景を理解し、それに合わせた教育プログラムを提供することが求められます。そのためには、生徒たちとの対話や、生徒たちを支援するためのトレーニングが必要です。
5 常に自己評価を行い、自己成長を継続すること:教師は、常に自己評価を行い、自己成長を継続することが求められます。そのためには、自己評価を行う習慣を身につけ、フィードバックを積極的に受け取り、改善に向けて努力することが必要です。

これらの取り組みを通じて、教師はより高い教育力を身につけることができます。また、教育機関も、教師の育成や研修に投資し、質の高い教育を提供するこ

これもまた妥当と言えよう。ここまで求められるのであれば,気になるのは待遇である(笑)

Q 質の高い教師に必要な待遇は?

質の高い教師を確保するためには、適切な待遇が必要です。以下は、質の高い教師に求められる待遇の例です。

1 妥当な報酬:教師は、高い質の教育を提供するために、多大な時間や労力を費やしています。そのため、適切な報酬を受け取ることが重要です。妥当な報酬は、教師が生計を立てることができるだけでなく、教育現場における専門性の向上を促進するためにも必要です。
2 健康保険や年金などの福利厚生:教師は、教育現場で働く際に、多くのストレスを抱えることがあります。そのため、適切な健康保険や年金などの福利厚生が必要です。
3 働きやすい環境:教師は、教育現場で生徒たちと直接関わりながら働いているため、働きやすい環境が必要です。例えば、快適な教室や机、椅子、適切な照明や温度管理、清潔なトイレなどが挙げられます。
4 継続的な教育研修の機会:教育現場は常に変化しています。新しい教育技術や教育法、新しいカリキュラムなどについて、教師が常に最新の情報を学ぶことができるよう、継続的な教育研修の機会を提供することが必要です。
5 良い労働条件:教育現場で働く教師にとって、良い労働条件が必要です。例えば、長時間の勤務や過剰な業務負担、不適切な指導要綱などは、教師が生徒たちに最高の教育を提供することを妨げる可能性があります。

これらの待遇が整っていることで、教師は安心して働くことができ、生徒たちに高品質な教育を提供することができます。

最初から妥当な報酬と来た。文部科学省や教育委員会が好きそうだと指摘される「やりがい」の文字は見受けられない(笑)
では,現在はこの待遇を満たしているのであろうか?

Q 日本の公教育の現場は、質の高い教師に相応しい待遇を確保している?

日本の公教育の現場は、質の高い教師に相応しい待遇を確保しているとは言い難い状況にあります。

まず、教師の報酬については、平均的な企業員の賃金よりも低い水準にあります。また、教師の労働時間も多く、業務負担が重く、ストレスがたまることが多いため、過労死や過労自殺といった悲しい事例も報告されています。さらに、教員免許更新にかかる費用や時間など、継続的な教育研修の機会や福利厚生面でも不十分な部分があります。

また、教育現場においては、公立学校の統廃合や、給与カット、労働時間の長さ、非常勤講師の増加、教師数不足、業務負担の過重化などの問題が深刻化しています。

これらの問題は、教育現場で働く教師の働きやすさや、教育現場で生徒たちに提供される教育の質に影響を与える可能性があります。そのため、質の高い教師を確保し、教育の質を向上するためには、待遇改善が必要であると言えます。

なかなか手厳しい。公教育は質の高い教師を望める環境にはないようだ。教師の質の高さを求めるのは不可能なのか。

Q そのような公教育の待遇の現状で、質の高い教師を求めることは可能でしょうか?

公教育の待遇の現状が改善されない場合、質の高い教師を求めることは難しいと言わざるを得ません。現在、日本の教育現場では、教員の不足や、若い教員の早期退職など、教育に携わる人材不足が深刻な問題となっています。

質の高い教師を確保するためには、待遇面の改善が必要です。教員の報酬や労働条件を改善することで、教員のモチベーションや職場環境が改善され、教育現場における教育の質が向上することが期待できます。

また、教育現場における質の高い教師を確保するためには、社会的な評価の向上も必要です。教育現場で働く教員が社会的に高く評価され、尊重されることで、より多くの優秀な人材が教育現場に参画するようになるでしょう。

そのためには、社会全体で教育に対する意識の高揚や、教育現場における教員の重要性を再認識することが必要です。質の高い教育を提供するためには、教員の待遇改善は必要不可欠な課題であり、社会的に重要な問題となっています。

なかなか鋭いツッコミである。

Q では、文部科学省の施策は、現在の質の高い教師の確保や育成に相応しい施策を行っているといえますか?

文部科学省は、質の高い教師の確保や育成に向けた施策を展開していますが、現状においては不十分であると言わざるを得ません。

例えば、2018年に施行された「スーパーグローバル大学創成支援」によって、大学における教育力向上や国際競争力の強化が図られています。また、教員養成や教育研究の支援など、教員の育成に関する取り組みも進められています。

しかし、一方で、教員不足や若い教員の早期退職など、教育に携わる人材不足が深刻な問題となっています。また、教員の労働環境や報酬に関しても、改善が必要とされています。

さらに、文部科学省の教育政策が、大学の偏在現象や、教育格差の拡大といった問題を生んでいるとの指摘もあります。

つまり、文部科学省の取り組みは、一部では効果的なものもあるものの、現状においては不十分であり、より効果的な施策が必要とされていると言えます。

待遇面等の話が続くかと思ったが,教員養成の話が最初に来たのが,少し意外だった。確かに,そこも重要だ。
文部科学省にも手厳しい。しかし,個人的には会議などで文部科学省の人の話を聞くと,結構,熱い思いを持って,一生懸命頑張っているなと感じる事も少なくないなと思っていることは伝えたい。

そんな手厳しいChatGPTに,具体的に何をすれば良いのか聞いてみる。そこまで言うなら,具体的に答えてみてほしいものだ。

Q 文部科学省が質の高い教師の確保や育成に今後、まず最初にやるべき最も効果が期待できる施策を3つ挙げて下さい。

以下は、文部科学省が質の高い教師の確保や育成に向けて、今後取り組むべき最も効果が期待できる施策の例です。
1 教員の報酬の見直し 教員の報酬が適正に設定され、教育に専念するための経済的余裕が得られるようになることで、質の高い教師の確保が期待できます。現状では、非常勤講師や臨時教員が多く、安定した雇用環境や給与水準の低さが教員不足を招いています。
2 教員のキャリアアップ支援 教員が継続的にスキルアップし、最新の教育手法を身につけることができる環境を整備することが必要です。具体的には、教員の研修や留学制度の拡充、教員間の情報共有やネットワークの形成などが挙げられます。
3 教員志望者の採用方法の見直し 現在の教員採用試験では、筆記試験や面接試験が中心となっており、実践的な教育力を求める内容ではないとの指摘があります。採用方法の見直しにより、実践的な教育力を評価し、将来的に質の高い教師となる可能性が高い人材を発掘することができるでしょう。また、質の高い教師が教育現場に留まるための制度の整備も重要です。

やはり賃金の話は最初なのか…確かに仕事量に比べると妥当ではないという話もあるかも知れない。先日こんなtweetを見た。

部活動指導員で時給2,000円も貰える自治体があるのか!スゲーな(笑)
これを休日に何時間かやっても1日3,000円ぐらいしか手当が出ない教員の現状を考えると,恐ろしい。部活動指導員の時給ぐらいの手当を教員に払えば,少しは救われるのではないかと思うが,部活動指導員が全ての部活についているわけではないので,それは財源的にもあり得ないのでしょうな。

では,いくらぐらいの報酬が妥当なのだろうか。

Q 公教育において、質の高い教員の確保に必要な報酬の具体的な金額を25歳、35歳、45歳、55歳の教員を例に教えて下さい。

公教育において、質の高い教員の確保に必要な報酬の具体的な金額は、以下のような基準で算出されます。

25歳:年収250万円以上
35歳:年収400万円以上
45歳:年収600万円以上
55歳:年収800万円以上

ただし、教員の給与は、都道府県や市区町村によって異なるため、上記の金額はあくまで一例です。また、教員の賃金は経験年数や職務経験、勤務地や学校の規模、教員の資格や専門性などによっても変動するため、一概に金額を示すことはできません。

しかしながら、教員の報酬が低いことが教員不足の原因の一つとされており、適正な報酬を確保することが質の高い教員を確保するために必要不可欠な要素の一つであることは間違いありません。

この辺から,面白いけど,だんだん面倒くさくなってきて(笑),質問の入力に教師という言葉が,教員という言葉に揺らぎが見られるが,個人的には教師というのは偉そうで教員ということが多いので,教員と書いてしまっている。入力で答えも変わると思われるので,原文に忠実にするため,直さずに掲載している。

話を戻す。それにしてもこの金額,校種や地域差はあっても,それほど大きく乖離していないように思う。地域差をまとめてわかりやすい数字にしたいと思い,次の質問をした。

Q 公教育において、質の高い教師の確保をするために現在の報酬の何倍を支払うのが妥当だと考えますか?

公教育において、質の高い教師の確保をするために現在の報酬の何倍を支払うべきかという問いには、単純に何倍という数値で答えることはできません。

教員の報酬は、地域や勤務地、職務経験、教員の資格や専門性、勤務時間や勤務形態などによって異なります。また、質の高い教師というものも、教育や指導力、コミュニケーション能力、専門性、熱意など様々な要素から構成されます。そのため、教員の報酬をいくらにすべきか、あるいは何倍にすべきかという問いには、具体的な数値で答えることは難しいです。

しかしながら、質の高い教師を確保するためには、現在の報酬水準に対して適正な額を支払うことが必要であると考えられます。具体的には、現在の報酬水準が低すぎると感じる教員の声を反映し、現実的な範囲内で報酬水準の見直しを行い、教員のモチベーションを高めることが重要であると言えます。

スゲーな,ChatGPT。まるでお役所のように明確な数字で答えることは避けてきた。さすが,人間の作ったデータを元に答えるだけある。やるな!
しかし,そんな答えで,答えたつもりになって貰っては困るのだ。質問を重ねよう。

Q 現在の公教育における教員の報酬は、質の高い教員の確保に妥当ですか?

現在の公教育における教員の報酬は、質の高い教員の確保に十分な水準とは言い難いとされています。日本の教員の報酬は、OECD加盟国の中でも下位に位置するとされており、その低い報酬水準が教員不足や質の低下につながっているという指摘もあります。

教員の報酬は、地域や勤務地、職務経験、教員の資格や専門性、勤務時間や勤務形態などによって異なりますが、全体的には低い水準であると言えます。特に若手教員や非正規雇用の教員の報酬は低く、そのような状況下では質の高い教員の確保が難しくなっているとされています。

したがって、教員の報酬を見直し、質の高い教員を確保するために妥当な水準に引き上げることが必要であると考えられます。ただし、教員の報酬のみを見るだけではなく、教育現場全体の労働環境や待遇改善も必要であるということを忘れてはいけません。

最後の「ただし」以下が,おっしゃるとおりだが,文部科学省ならお金のかからない「ただし,教員にとって一番大切なのはやりがい」と答えてくれそうなので,ChatGPTはまだまだ人間には及ばないという理解で良いですか?(笑)

しかし,そんなに言うほど低いのか。先ほども書いたように提示している金額は,それほど現実と乖離していないのではないかと思い,聞いてみた。

Q 先程の各世代の質の高い教師の確保に必要な報酬は、現在の報酬と大きく乖離していないと思いますが、25歳、35歳、45歳、55歳の現在の公教育の教師の平均的な報酬を教えて下さい。

日本の公教育における教員の平均的な報酬は以下の通りです(2021年4月現在、いずれも年収)。

・25歳:約291万円
・35歳:約391万円
・45歳:約488万円
・55歳:約566万円

ただし、この数字は公立学校の正規雇用の教員の平均値であり、地域や勤務形態、職務経験などによって大きく異なる場合があります。また、非正規雇用の教員や私立学校の教員の報酬は、さらに低い場合があります。

ムムム。これが平均値だとすると確かに先ほどの理想的な金額に比べると低いように思うが,このデータは何に基づいているのだろうか?

学校教育でChatGPTを使う云々が色々と話題だが,こういう答えに対して疑う目とか,バックデータを調べるような態度を養うことが必要なのだと思う。それはChatGPTに限らず,今までも同じだったと思うから,ChatGPTだけの問題ではないだろう。

また話が逸れた。いずれ,この平均値が正しいとすると,先ほどの質の高い教師の確保に必要な報酬とは乖離している。何故なのだ。

Q 大きく乖離していますね?その原因はなんですか?

教員の報酬が、質の高い教員の確保に必要な水準に達していない原因は、複数考えられますが、主なものを挙げると以下のようになります。

1 地域や学校、勤務形態による格差 教員の報酬は、地域や学校、勤務形態によって大きく異なります。たとえば、都市部や大学付属校、正規雇用の教員の場合は、報酬が比較的高く、地方や私立学校、非正規雇用の教員の場合は、報酬が低い傾向があります。
2 教員の賃金水準が低い歴史的な要因 日本の公教育において、教員の賃金水準が低い背景には、歴史的な要因があります。戦後、教員は国家公務員の一種として扱われ、公務員の中でも最も低い報酬水準に位置づけられていたため、現在に至ってもその影響が残っています。
3 政府の財政事情 教員の報酬は、政府の財政事情に大きく左右されます。日本では、財政再建のために歳出削減が進められており、教員の報酬もその影響を受けていると考えられます。

これらの要因が重なり合い、現在の教員の報酬水準が形成されています。

教員は国家公務員などという話が出てきている。まぁ,この辺を見て「だからAIは!」と騒ぐ人がいるのだろう(笑)そんな微妙な答えが出てくることは分かって,質問している。それよりも問題なのは,このような答えを今の技術でもスラスラ答えてくることである。現状と未来を見つめると否定している場合ではない。

話を元に戻す。報酬を上げるといっても,結局は,財源ですよね。報酬の話はこのくらいにしておいてやりたいが,最後に一番大事な話を聞いておく。

Q 公教育で働く公務員の教師が、教育行政に任用させると事務職員の待遇となり、報酬が下がる。これは、質の低い教師が学校から処分されていると考えて良いのか?

公務員の教師が教育行政に任用されることで、報酬が下がることは事実です。しかし、それが質の低い教師が学校から処分されていると考えるのは単純化されすぎています。教育における質の問題は、報酬だけでなく、多岐にわたる問題によって引き起こされるものです。例えば、教育現場において必要な教育機器の整備や、教育方法の改善、教員の専門性の向上なども重要な要素です。したがって、質の高い教師の確保には、報酬だけでなく、多面的な取り組みが必要となります。

あまり面白い答えではないが,教育行政で給与が安くなることは,世間ではあまり指摘されていない。だからこそ,最初の2文だけはそれなりの答えに見えつつ,後半では適当に引用した高校生のレポートみたいな文章が続いたのだろう。この辺が,世の中にあるデータを元に答えるChatGPTの特徴と言えるのではないだろうか。面白い。

お金のことだけを聞いても拉致があかないし,だんだん飽きてきたので,2番目の効果が期待できる施策についての次の質問に移る。

Q 教師のキャリアアップ支援をするとしても、教師の多忙化が問題視されている現在、そのような時間の確保や教師のやる気は期待できないと思うが如何か?

確かに、教員の多忙化やストレスが問題視されている現状において、キャリアアップ支援を受けることに対する教員のやる気が低下する可能性はあります。しかし、キャリアアップ支援は教員の専門性向上や自己実現につながる重要な取り組みであり、教育現場にとっても必要不可欠なものと考えられます。また、時間の確保に関しては、教育行政や学校が教員の業務負担を適切に見直し、余裕を持ったスケジュールを設定することが必要です。さらに、教員自身も自己管理能力を向上させ、効率的に時間を使うことが求められます。教員のキャリアアップ支援は、教員の成長と教育現場の発展のために不可欠なものであり、適切な取り組みが求められます。

出だしが,「確かに」である。指摘に答える人間の言い訳みたいだ。人間っぽいじゃないか, ChatGPT。

環境に不満を持つだけではいけない。教員は努力しているのであろうか?

Q 教師は現在、キャリアアップのために十分な努力をしていると言えるか?

教師全員がキャリアアップに向けた努力をしているわけではありませんが、多くの教師が自己研鑽や研修に努め、教育現場における自己改善に取り組んでいると言えます。ただし、現在の教員の多忙化や負担の重さによって、キャリアアップのための時間や余裕を持つことが難しい状況にあることも事実です。教員の働き方改革が進むことで、より多くの教員がキャリアアップに向けた努力をしやすい環境が整うことが望まれます。

まぁ,面白くもなんともない優等生的な回答である。
最後の効果的な施策であるという「教員採用試験」についても聞いてみたい。

Q 質の高い教師の確保のために効果的であると思われる教員採用試験の具体的な事例を教えて下さい。

以下に、質の高い教師の確保のために効果的であると思われる教員採用試験の具体的な事例を3つ紹介します。

1 推薦入試:大学や教育機関が、学生時代に優秀だった人物を推薦して採用する制度です。採用されるためには、大学や教育機関が推薦する必要があります。この方式は、学生時代に優秀な成績を収めた人物に注目し、将来的に質の高い教師として活躍する可能性が高いと考えられる人材を採用するために有効であるとされています。
2 グループディスカッション:複数の応募者が一緒に課題に取り組むことで、コミュニケーションスキルやチームワーク能力を評価する方式です。教師は単独で仕事を行うことが多いため、他者と協力して仕事を進めることが必要です。そのため、グループディスカッションを取り入れることで、質の高い教師に必要な能力を評価することができます。
3 面接試験:応募者の人物像や意欲、教育に対する考え方などを評価する方式です。応募者の表情や発言、考え方を直接見ることで、より詳細に個人の能力を評価することができます。また、教師として必要なコミュニケーション能力や表現力を評価することもできます。

これらの試験を採用することで、応募者の質を高め、質の高い教師を採用することができると考えられます。

個人的には「具体的な事例」というのは,どこかの自治体で行っている具体的な事例を挙げてくれるかなと期待していたが,そういう答えでは無かった。たぶん,「具体的に行われている事例」とか聞いた方が良かったのだなと反省する。この辺は,答えは出してくれるけど,聞く側の国語力も問われるところだと思う。次回の学習指導要領改編では「AIに分かりやすく正しく質問する」を国語の単元として扱うべきだ(笑)

ところで,推薦入試というのは,なかなか斬新で面白いと思った。
大学側の評価の妥当性や推薦基準などの精査は必要かと思うが,数回のペーパーテストや面接等で決めるよりも,長期的に見て妥当だと思われる人間を推薦して貰うというのは,良いアイディアだと思う。
もちろん,教授に賄賂を送るとか,いろいろ問題も出てきそうだ。いや,賄賂を送ってまでなりたいとなるような人気な職種ではなかった。大事なことを忘れていた(笑)

ところで,残り2つの具体例であるグループディスカッションも面接も行われている。ChatGPTはやはり,行われていないようなアイディアを出すのは,難しいということだ。
以前の職場で話題とした「モノボケ採用試験」という秀逸なアイディアはChatGPTには,出せないらしい。現時点では人間様の勝利を確信した(笑)「モノボケ採用試験」については,またいずれ機会があったら(^^;;

そして,これまでの回答を見ていると,学生のレポートなら「同じ話の繰り返し」と言われるようなところも散見される。単体で見ると良いが,質問を重ねると聞いている方も飽きてくる。

そんなわけで,飽きてきたので辞めるが,まぁ,こうやって質問をしてみると,なかなか荒削りな部分があるにしても,優秀だなと思う。ChatGPTを否定している人達の気持ちが分からない。これが進化した時の姿を想像できないのであろうか。

そんなわけで,最初の「質の高い教師の確保」からだんだん話が逸れてきたが,面白かったので,記録のためにまとめてみた。
気が付いたら,10,000字超えになってしまった。ここまでお付き合いいただいたあなたに敬意を表する。お疲れ様でした。

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