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スクアレンとスクワランの違い

スキンケアの話題になるとよく目にする2つの成分。その違いをご存知ですか?
スクアレン(Squalene)は肌に潤いを与え、肌の保護膜を維持するために、私たちの皮脂腺が自然に分泌している脂質です。この脂質は、抗酸化物質として働き、フリーラジカルによる肌へのダメージを防ぎます。

残念なことに、スクワレンの自然な生産量は30歳を過ぎると著しく低下するため、スキンケアプロダクトを利用することになるのが一般的です。 スクアレンは人体だけでなく、サメの肝臓にも高濃度に含まれており、サメの肝油は昔から化粧品の成分として代表的なものでした。

しかし、倫理的な理由から、多くの化粧品会社がこの種のサメの肝油由来のスクアレンの使用を断念しています。
現在では、オリーブや米ぬかなどの植物が主な原料となっていますが、アマランサスの種子や小麦の胚芽、サトウキビなどからも得られます。 しかし、スクアレンは自然状態ではあまり安定せず、空気に触れると酸化して効果がなくなってしまう性質のため、スキンケアのためには水素添加という飽和プロセスを経て、「スクワラン(Squalane)」に変えられたものが利用されます。

スクワランの化粧品における最も重要な機能は、肌の潤いを保つことです。皮膚細胞の中で、天然のバリアとして働き、毛穴を閉じることで、肌の水分が失われるのを防ぎます。効果的に肌に水分を閉じ込め、ナチュラルな質感を維持し肌の弾力性を高めます。

ノンコメドジェニックなので、どの年代のスキンケアにも適しています。
スクワランは無臭で、一般的な刺激物やアレルゲンではないため、敏感肌にとっても安心して利用できることでも知られています。

Mylo(ミロ)のFLÓRA フローラにはスクワランが配合されています。
日常のスキンケアに是非ご利用ください。


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