ある日の後悔。
先日のこと。
公園で娘がどんぐりをせっせと集めていた。
私はベンチに座ってその様子を眺めていたところ、息子と同じサッカーチームの子のお父さんに話しかけられた。
そこで少し話し込んでるうちに、どんぐりを集め終えた娘が、赤や黄色のキレイな葉っぱをお皿に見立てて、その上にどんぐりを置いて、色付けの黄色い花を添えていた。
何とも娘の芸術性溢れる作品で、とてもキレイで可愛らしかった。
かわいいねなんて言ってその場を後にしてしまったんだけど、ついうっかり写真を撮り忘れてしまった。これは大失態だ。
私は娘の感性でつくる作品が大好きだ。
絵に留まらず、何かと何かを組み合わせて1つの作品に仕上げる娘の能力は素晴らしいと思っている。
これといった正解もなく、自分の頭の中にあるイメージを形にして表現するって、めちゃくちゃ難しいこと。
私も毎日のように文章を書いているけど、文章を書くというのは表現という意味では近いものがある。
ただ、芸術品は文章以上に抽象的なイメージを具体化していく作業で、これは私にはまったくできない。
そこにある風景を描くとかならわりと得意だけど、何もないところからイチを産み出すことはすごく難しい。
娘はそれが得意で、たぶん妻に似たんだと思う。妻も創造性豊かな人。
こういう能力をいつも羨ましいと思っていて、娘が何かしらの作品を作ったときはできるだけ写真に残すようにしている。
それを今回は話し込んでたからか、ついうっかり忘れてしまった。
後悔先に立たず。次から気をつけよう。