もう半分!?
小学5年生の息子が昨日の朝、学校に送っていく車内で唐突に言った。
「え、もう半分終わるの!?」
6月ももう終盤ということに気づいた息子の発言。
いや、たしかに今年ももう半分終わるんだけど、小学5年生の息子が大人と同じように時間が流れる速さを感じていることが何とも不思議に感じた。
私が小学5年生のときに「え、もう終わっちゃうの?」と感じるようなことって、夏休みや冬休みのような長期休暇ぐらいのものだった。
夏休みが始まってすぐは、まだまだ先が長い休みをこれでもかというぐらいに満喫していた。
お盆を過ぎたあたりから、徐々に夏の終わりを意識し始めて、気づけば8月25日あたりになっている。
宿題?そんなものは当然何ひとつ手を付けていない。
追い込まれてからが人生だ。
日和って8月25日に慌てて宿題を始めるような柔なメンタルは持っていない。
宿題なんて8月31日の夜にまとめてやるもんだろ?
そうやって、毎年夏休みは8月31日に泣きながら宿題をやり、それでも終わらないから毎年2学期の始業式は憂鬱な気持ちで登校するのが恒例となっていた。
えっと、何だっけ。こんな話を書きたかったわけではなかったはず。
あ、そうそう。時間の流れの速さについてだ。
ここ数年、私自身も歳を重ねたからか時間の流れがとてつもなく速く感じるようになった。
それこそ、息子が言うように「もう半分?」なんて思ったりする。
ただ、私が驚いたのは息子も私と同じように今年ももう半分が終わりかけてることに驚いていたことだ。
息子がそんなふうに感じるようになるのはまだまだ先のことだろうと思っていたけど、私が子どもの頃と今の子どもたちが生きるスピード感がちがうんだなということに気がついた。
ぼんやり生きてたらどんどん取り残されていくのが今の時代。
大人だけでなく子どもも必死にしがみついてるんだということを忘れてはいけないなと思った。
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