危機的状況。
妻曰く、結婚生活12年にして過去最大級に家計のピンチを迎えていると言われた。
現状、我が家は極度な危機的状況に追い込まれている。
どうにか子どもたちにそういった状況を悟られまいとするも、たぶん息子は雰囲気で察していると思う。
私も子どもの頃はそうだった。
家にお金がないことは、親の雰囲気というか空気感みたいなもので伝わってくる。
自分たちがどれだけ気をつけようとも、子どもは大人以上に空気を読む能力に長けている。
それはある種の本能的なものかもしれない。
大人に比べれば子どもは力がない。
それは物理的な力だけではなく、生きていく力、即ち経済力の部分も含めて。
力がない分、子どもは自分が生きていくための立ち回りをするのが上手くなる。
たぶん、ある程度の経済力がある家庭で育つとそういった能力を研ぎ澄ませる必要もないのかもしない。
私は貧困家庭で育ったので、人一倍、人からどう見られるかとか顔色的なものを伺うようになった。
家計の危機的状況を招いてしまったのは、他でもない自分だ。
自分の甘えた心が今、家族の生活を脅かしているのだと思うと、襟を正さなければなという気持ちになる。
息子が熱量高くサッカーに取り組めるよう、余計な雑念を持たなくて済むようにしてあげないと、かつての私のようにあれこれ言い訳してサッカーをやめてしまうかもしれない。
子どもたちがそれぞれに好きなことを少しでも長く続けられるような環境を整えてあげるためにも、気持ちを切り替えていかなければいけない。
明日はいよいよ有給支給日。
今年はたぶん18日支給される。
まずは使い切らないことを目標に、有給のとり方とか、そもそもの生活サイクルを見直すところにも目を向けていきたい。
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