定年退職した社員の会話に感じた不安感。
65歳で定年を迎える人と、あと4年後に定年退職を迎える人同士の会話がちらっと耳に入ってきた。
61歳「退職した後はすぐに働くんですか?」
65歳「いやいや、しばらくはいろんな手続きとかであっちこっち動いてるからちょっと休んでからかな」
こんな会話だったと記憶している。
なぜだか、この会話が耳に入ってきたときに、とてつもない不安を覚えた。
35歳で入社して60歳で定年、その後は嘱託として5年間働いていた人が、その後の人生をどうやって生きていくんだろうとか、その年になってもまだ働かないと生きていけないのかとか考えると絶望しかない。
いや、このご時世、たぶん死ぬまで働かないといけないことはある程度覚悟している。
そのはずなんだけど、やっぱりリアルにそういった話をしているのを聞いてると怖くなる。
65歳になって新しい環境、新しい仕事を覚えるって想像するだけでゾッとする。
まだ遠い未来の話のようで、しっかり考えておかないとあっという間にそんな時期がきてしまうんだろうな。
将来のことは先延ばしにせず、然るべきときに向き合うべきなんだと今さら思った。
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