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冬用バイク用品レビュー。もうすぐ夏なのにこんなの書くもんじゃない。

2021年の11月にかけて。

冬用バイク用品を揃えた。以下ラインナップ


ダウンコート
オーバーパンツ
スノーブーツ
グリップヒーター
電熱グローブ
ハンドルカバー

※上画像にグリップヒーターと電熱グローブの写真は無い。グリップヒーターはバイクに着きっぱなし。電熱グローブは壊れたから捨てた。

ひとまずの結論としては、バイクに取り付ける装備ではハンドルカバーが最強ということ。

電熱グローブ

グリップヒーター

ハンドルカバー

の順に買ったんだけど、最初からハンドルカバー買っておけばよかった。マジで、それくらいハンドルカバーの恩恵がすごい。
電熱グローブは安物を買ったというのもあるけど、そこまで劇的な変化は無かった。無いよりはマシだけど、時速60キロの走行風の前では焼け石に水。電熱グローブが放つ温もりを突き破り指を凍てつかせた。
グリップヒーターも同様で、無いよりマシだけどそれ以上の冷気が常に手指に襲いかかっている状態。ホッカイロが氷点下の気温の前で機能しないのと同じく、電熱グローブとグリップヒーターでは根本的な寒さ対策にはならなかった。

で、その根本を一発で解決するのがハンドルカバーである。そもそも走行風をガードしてしまえば寒さを感じることは無い。それだけの話で、ハンドルカバーを装着するだけで一気に快適になった。
それどころか、走行風をガードしたことにより今まで全く機能していなかった電熱グローブとグリップヒーターがその本来の力を発揮。ハンドルカバーを着けた日からハンドル周りは超ぬくぬく。どこかに書いてあった「こたつ」という表現はまさにピッタリで、最高にバイクに乗るのが楽になった。

と、ここまでバイクそのものに装備するものを書いてきたが、ここからはウェアだ。こっちはもっと単純で、ワークマン最強。この一言に尽きる。
細かいところを言ってしまうと、バイク用品メーカーのウェアには耐衝撃防護の面では敵わない。敵わないが、防寒という面においては必要十分過ぎる。何より安い!

去年の10月から色々とバイク用に防寒装備を調べてたんだけど、コミネとかRSタイチとかのバイク用メーカーを除けば大体ワークマンが推されてた。というか、俺はワークマンがアパレルに力を入れているのをそこで知った。そこから調べだしたら絶賛の嵐。安い、暖かい、機能的。ここまで言われるとマジでステマを疑うレベルだけど、疑ったってしょうがない。とりあえず買って使ってみてから考えよう!

って感じで買った。使った。最高だった。

ダウンコートはめちゃくちゃあったかい。それまでは兄貴のお下がりで昔から寒すぎる日に着てたパタゴニアのダウンをバイクに乗るときは着てたんだけど、若干オーバーサイズだったから走行風をモロに受けてしまうのがあって悩んでたんだけど、今回買ったワークマンのダウンでそれが一発解決。パタゴニアと比較しても劣ることのない暖かさと機能性。何より安かった。
一緒に買ったオーバーパンツも大活躍。冬の通勤はこれ無しではあり得ないほど快適になった。同じくスノーブーツも冬の間ずっと大活躍。屋内で動くときや外食時は若干暑かったものの、末端冷え性気味の俺には春先まで手放せない愛用靴だった。

そんなワークマン製品の機能性コストパフォーマンスに心酔した俺は、これ以降足繁く店に通うようになり、オンラインストアで新製品をチェックし、今でもめぼしい商品を買っている。春夏用だとメッシュジャケットを購入して、5月現在バイクに乗るときに着ている。
ここで取り上げたもの以外でも、防水仕様のリュックサック、インナーシャツ、部屋着用に買ったダウンパンツ、レインスーツ、レザーグローブ、果ては靴下まで、自分の身の回りのものの半分以上はワークマン製品で固まっている。

もちろん気になるところもある。若干縫製が甘く穴が開きそうな箇所が来ていくうちに若干だが出てきたり、一目見てワークマン製品だと分かるような「ダサさ」をワンポイントで仕込んであること。ロゴだったり、多機能ゆえのギミックだったり。ただ、それってかつてのユニクロも似たようなもので、シンプルで機能的ゆえに多くの人が手に取った結果誰が見てもそれと分かるようになっただけの話で、ワークマンも今後そうなる可能性が十分にあると思う。縫製の甘さやちょっとのダサさに目を瞑ってでも、この機能性とコストパフォーマンスは素晴らしい。もしかしたら数年後このダサさすらもオシャレに組み込まれていくかもしれない。既にそうなっているかも。ファッションは疎いから俺には分からん!

そう、ファッションは疎いから俺には分からないのだ。だからワークマンでいいのだ。いくらなんでもこれは…っていうモノもあるだろうが、それは俺が自分自身で判断すればいいだけの話で、それ以上に服を着るときはその服の奇抜さやオシャレさではなく、それを着た時の自分の姿勢が大事だというのを最近考えている。
こんな性格をしているが、姿勢の悪さは一等気を遣ってて。たまに電車に乗る時も、周りでたまに見かける姿勢の悪い人や歩き方の鈍い人を見て常に反省して気をつけている。
同じスーツを着たサラリーマンも、制服を着る学生も、姿勢と歩き方で印象の差が如実に出る。それは普段着でも同じで、何を着ていたって姿勢で決まる。それがユニクロであってもワークマンであっても、ヴィヴィアンウエストウッドでも変わらない。そんな風に思う。

その上で高い服に価値を見出す人はそれはそれで素晴らしい感性だと思うし見習いたいけど、俺はそれ以上に楽器やバイクにお金をかけた方が楽しいと思う人なので、今はそれでいいのだと自分に言い聞かせている。
そんなこんなで、今年の厳しい冬をワークマン製品で乗り越えた俺は、これからもワークマンを心酔して愛用していくことにする。そんなところだ。


次回
KZ ZAXイヤホンレビュー。演奏時のモニターは今のところこれ一択。


以下、ちょっと誤解されそうで言いづらい話

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366字
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みゆきさんの内面。ちょっと言いづらい話とか(特定の何かを貶める内容はありません)

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