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目指せ!介護の職人~第1話「介護の世界に飛び込んだ!」

6月1日から就労支援訓練で「介護福祉」の勉強を始めました。8月末までの3か月間、座学と実技、実習の日々が続きます。これまで経験したことが無いジャンルへの挑戦で、その先のことはまだ五里霧中ですが、一生懸命頑張るつもりです。

そんなわけでブログ「気まぐれトーク」及びnoteでは、毎週金曜日の予定で「目指せ!介護の職人」と題したコラムを書いていきたいと思っています。今回はその第1話です。なお、就労支援訓練のいきさつは、日曜日のブログ及びnoteで改めて書かせていただきます。

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6月1日、訓練会場の施設に足を運ぶ。還暦間近かつである私には「場違い」ではないかとの不安があった。が、1日目を終えて、その不安だけはひとまず解消した。訓練生9人は10代~60代、年上の方がいたり、男性もいたりで、決して「場違い」ではなかったのだ。

皆さんの自己紹介を聞かせていただいた。ハローワークを通じての訓練なので、最終目的は就職することであるが、それとは別にそれぞれに思いを持って受講されていることが分かった。私はどうなのか・・・それは第2話で詳しく。

訓練3日目に早くも実技が入った。「部屋のベッドで寝ている利用者さんに着替えていただき、車いすで食堂までお連れする」という場面で、講師の先生は事無げに介護をしていく。それを見ながら一生懸命手順を覚えようとするが、素人同然の訓練生がすぐに出来るものではない。

他の訓練生と一緒に、見よう見まねでチャレンジするが、寝ている利用者さん(もちろん訓練生が担当)に服を着てもらう手順が全然分からない。ベッドから車いすに体を移す時、利用者さんを持ち上げてしまい、余計な力が入って「重い」と四苦八苦。

講師の先生は「最初から100点満点では困る」と笑い、「最初は0点から始まるが、だんだん加点していけばいい」と話された。つまり、この日は介護技術の「疑似体験」に過ぎなかったのだ。それでも、「介護の職人」に向けて一歩踏み出したという実感を持てたのはよかった。

来週からは座学(講義)が始まる。机上で勉強するのは学生時以来。付いていけるのだろうか?(つづく)

※カット写真は、旅先のお気に入り風景を適当に選んでいます。介護職とは関係ありません(笑) このコラムはブログとnote共通です


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